著者プロフィール
早稲田大学政治経済学部政治学科卒業。1977年から2003年まで第一勧業銀行に勤務。1997年、第一勧業銀行総会屋利益供与事件に際し、広報部次長として混乱の収拾に尽力する。この事件後は、同行のコンプライアンス体制構築に大きな役割を果たす。また、この事件を元にした高杉良の小説およびそれを原作とした映画『金融腐蝕列島』のモデルともなった。
2002年、経済小説『非情銀行』で作家デビュー。日本ペンクラブ会員。
我が職掌はただクロカネの道作りに候——。幕末、長州に生まれた弥吉こと、のちの井上勝(まさる)は、国禁を犯して伊藤博文、井上馨らと長州ファイブの一人として渡英した。ロンドンで西欧の近代化を目の当たりにし、鉄道(クロカネ)こそが国を発展させると確信する。 ... Google Books
PHP研究所・2017年3月初版発行の江上剛「鉄道の父・井上勝 クロカネの道」帯付きです。経年のヤケもほとんど無く、シミや汚れ、書込み、蔵書印などもありません。中古本であることをご理解の上、購入の検討をお願いいたします。