イラストレーション (Illustration) No.133 (発売日2001年11月27日)
■特集:インフォメーション・グラフィックス
→必要な情報を的確に伝え,かつ独自のセンスがあるイラストレーションが強く求められている。『POPEYE』AD・細山田光宣氏がキュレーションし若手4組を紹介する。…寄藤文平,TGB DESIGN,浦野周平,師岡とおる
■特集:デハラユキノリのフィギュア王国
→リストラ寸前のサラリーマン・サトシ君(48歳)の「オヤジフィギュア」で,日本のみならず台湾,香港でも人気のイラストレーター。個展での展示およびフィギュア販売から人気に火がつき,立体イラストレーションとしての仕事も広がっている。オヤジキャラやスプラッターものなど,思わず笑いを誘うチャーミングなものに。キャラの解説も含めた作品紹介。
■あたたかさがほんわか伝わる絵:長谷川義史
→味のあるデフォルメと線,水彩画の手法でにじんだ色の質感で日本的な情緒を感じさせ洒脱さを併せ持つ。絵本でも活躍。インタビューと作品紹介。
■大阪発ストリートアート
→今,大阪が熱い。ラジオ局FM802が主体となって発掘してきた新人イラストレーター,アーティストが頭角を現しつつある。
●マイケル・ノイゲバウワーの絵本ワークショップ
→板橋区立美術館で行なわれた絵本ワークショップをルポ。講師はクヴィエタ・パツォウスカーなどを発掘した目利き編集者。
●芸術道場スカウト作家の作品発表
→村上隆展に合わせて行なわれた「芸術道場グランプリ」で,本誌がスカウトした15人の作家を紹介。
●スクールガイド2002
→四大・短大,専門学校,講座式のイラストスクールまでアートスクールを紹介。
●モノクロームの世界 ― 森洋子「おふろやさん」
→絵写真と名付けられたペン画。作家自身の子供時代を思いおこし,その情景を再現している。
●グッとくる=温故知新
→日本画の手法を巧みに用い,現代を描く武闘派日本画家・天明屋尚の魅力を探る。
●フロムC!=ユキ
●好評連載=空山基のイマージュノート,谷口広樹の猿の電脳隔月報,ひげおじさんの法律相談
●第121回ザ・チョイス 中島英樹さんの審査