京都府産の舎利石、ゴビ瑪瑙でいう飴芯タイプの原石です。
以下、来歴と説明が長くなっていますが
よろしければご覧ください(・∀・)♡
舎利石とは…
近江の石長者、木内石亭によると
『舎利石は本邦各地より産す。津軽産が最上品』
と述べています。
津軽とはまた広範囲ですが、
多産する地として、今別、外ヶ浜を代表地としています。
さて、
袰月の舎利石は泣く子もさらに泣いて欲しがる位の
有名産地ですが、『本邦各地』とはどこだろう?
玉髄は日本各地で産出しますが、
わたしが探しているのは
板状のめのうが自然研磨されて丸まったものではなく、
母岩の泡状の空隙にめのう質が充填されて生成されたものです。
なおかつ、本家舎利石と並べて同じような形状、性質と
ぱっと見てわかるもの。
可能であれば本家舎利石とは違った方向の美しさと、
産地の特徴を兼ね備えているもの。
という縛りプレイで舎利石ハンターを開始し、
津軽地方に一年で三度通い、夏の暑い日に舎利石を探し、
現地の有名ディーラー様にご指導頂き、舎利とめぐり合い、
時には頭から高波を頂き修行を重ね(?)
(カバンの中身全損しました…)
真冬の雨の日にも海で探石し、
(全身さむさでじんましんがでておこられました…)
鉱物学の先生、めのうを専門に扱われている職人を訪ね、
文献等から「舎利石」として伝世しているものの傾向を探り、
え、このために車で何千キロ走ったんだろう。笑
(砂浜につっこんでスタックもさせました。ごめんね車…)
各地で探しました。
側から見たらちょっとアレな子ですけど、笑
そんなそんなでみつけました(・∀・)!
それがこちらです。
ちなみに某◯ネラルショーにて、本家舎利石は販売しましたが
こちらは数がないこともあり出さぬ!でガチホしていました。
数がない原因としては、
空隙があまりうまく形成されなかったのか
ひしゃげてたり形が著しく歪なのが多いんですよね〜
ひしゃげたものならぼちぼちありますが、
こちらが質としては最上級、
あとはお好みですが内部ジオードになったもの、
白濁したものの3舎利のみ、個別出品します。
産地詳細、ご容赦ください。
#ゆゆゆ鉱物 #都舎利 #夏のモノガタリ
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