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ワルター&コロンビア響/ベートーヴェン:交響曲第5番&第7番

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ベートーヴェン ① 交響曲第5番 ハ短調 Op.67 ② 交響曲 第7番イ長調 Op.92 指揮:ブルーノ・ワルター コロンビア交響楽団 録音:1958年1月①、1958年2月② ワルターのベートーヴェンは、昔から偶数番号の4曲が素晴らしいとされていますが、奇数番号の5曲は聴く価値がないかと言えばそんなことはなく、もっと評価される、そしてもっと聴かれるべき個性的な魅力に溢れています。 『運命』は、他では聴けないワルターの個性に溢れている。若かりし頃は、古臭い演奏様式に過ぎないとも思えていた「ワルター節」が、非常に味わい深く感じられてきた。この『運命』に表れるベートーヴェンは、闘争系ではなく、むしろ回顧系であり、表題的ドラマティックな視点ではなく、リスナーの心の動きだけを追っているように感じられる。第1楽章最初の運命の扉動機のフェルマータの扱いが、ワルター特有のものですが、決して深刻な感じではありません。それでも、全体として豪気な迫力と優美な歌の対比は他の演奏からは得られないもの。非常に見事、かつ他の演奏とは隔絶してベートーヴェンである。 7番は実にすばらしい。すべての音の必然性をワルターの演奏で理解でき、この曲の偉大さに打たれる。きわめて激しく、しかし均整が取れているが、フルトヴェングラーのような求心的な精神性ではなく、外に向かって発散する拡がり感がある。リズムの扱いや音楽的解釈に、晩年のワルターの深い音楽性をかいま見ることの出来る名盤である。ゆっくり目のテンポで堂々と音楽が進んでいく第1楽章は私の好きなタイプの演奏だし、この曲の録音の中でもかなり素晴らしい部類だと思う。第2楽章の叙情性も素敵。終楽章アレグロ・コン・ブリオにおける一気呵成のテンポと金管の強調は、晩年で、しかも病み上がりの人とは思えない若々しさだが、あくまで冷静に音楽を作り上げる老練の響きが充溢しており、とても安心感がある。そもそも第1楽章序奏ポコ・ソステヌートからワルターらしい安定感のある音楽作りで、主部ヴィヴァーチェに入った瞬間の明快かつ余裕のある音楽に、彼の、人生と世界への多大なる感謝の念を感じずにはいられない。 輸入盤、盤面傷無し 5 *まとめ買い値引きします(要事前コメント) 2枚購入→150円引き、3枚購入→300円引き 4枚購入→450円引き
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