フランツ・アントン・マイヒェルベック( Franz Anton Maichelbeck 1702-50)
器楽作品集
CD1枚 ArsMusici AM1353 2
2002年発売 独盤
・前奏曲、ヴァセット、フーガ~Op.2 No.3より(オルガン演奏)
・序奏とフーガ、二重フーガ、フーガ、フーガ~Op.2より(弦楽オケ演奏)
・アリア、ジーグ~Op.2より(ヴァイオリン、チェンバロ)
・ソナタ7番~Op.1より(チェンバロ)
・フーガ~Op.2より(弦楽オケ)
・第7の例示、第9の例示~Op.2(ブロックフレーテとオルガン)
・ソナタ2番~Op.1より(チェンバロ)
・4声のソナタ(ヴェックベッカー編)
ライムント・フーク (オルガンと指揮)
SWR響の弦楽セクション
スロボダン・ジョヴァノヴィッチ(cemb)
クリスティアン・エステルターク(vn)
ヴェレナ・フテレル(ブロックフレーテ)
2002年 ミュンスターでの録音
マイヒェルベックはコンスタンス湖のライヒェナウ島生まれ、フライブルク大聖堂のオルガニストを務めました。バッハより17歳若いですが、短命で、没したのはバッハと同じ1650年です。
生前の出版は、「クラヴィアを弾き耳を喜ばせるセシリア~南部の様式による12のソナタOp.1(1736)」・「クラヴィアを上手に教えるセシリアOp.2」という、セシリアの名を冠した2つの教材用曲集と、「カール6世のためのレクイエム&聖スコラスティカのためのミサ(1924)」の3つ。
このアルバムは、前2者の作品集からのチョイス。
オルガンと指揮のフークは、1969年から2003年までフライブルク大聖堂の音楽監督を務め、1997年に論文「マイヒェルベックとフライブルク大聖堂の音楽」を著すなど、第一人者です。2曲目のアレンジも担当しています。
最後の曲のみ、ヴィルヘルム・ヴェックベッカー(1885-1936)のアレンジ、UEから出版されているようなのですが、詳細不明です。
ケース、解説に細かいキズ、汚れあり、当方の機器では再生に問題なし、素人保管
よろしくお願いします。