#花の山崎豊子 #花本をよむ
✕売切「約束の海」
〜未完の絶筆となる山崎豊子の最後の作品〜
痛みが襲ってくるとペンを投げ出し、うっと顔を歪め、ソファーに体を丸められた。今度こそ最後の作品だと、肚を括る思いだった…
野上孝子 解説より
執筆にあたって
約束の海、その後
パールハーバー、幻のシノプシス四話
解説 野上孝子
戦争とは? 日本人とは? 構想三十年、壮大なスケールで描く最後の長篇小説! 「戦争の時代に生きた私の、“書かなければならない”という使命感が、私を突き動かすのです」(山崎氏)。海上自衛隊潜水艦部隊の若き士官を襲う過酷な試練。その父は昭和十六年、真珠湾に出撃して――。時代に翻弄され、時代に抗う、父子百年の物語が、いま始まる。「この日本の海を、二度と戦場にしてはならぬ!」
約束の海』は最晩年の作品であり、『週刊新潮』連載。第1部の第6回が掲載されたのち、2013年9月29日に山崎が死亡したため、未完の絶筆となった。
◇沈まぬ太陽 1 アフリカ篇 上
定価: ¥ 1,760
会社が、一人の人間をここまで追いつめるとは…。華やかな航空会社の裏側に、安全を忘れた野望の世界。謀られて中近東のカラチ、テヘラン、ナイロビへと海外をたらい回しにされたった一人アフリカの大地で、企業という"猛獣"に、不屈の戦いを挑んでいた。
◇沈まぬ太陽 3 御巣鷹山篇
定価: ¥ 1,870
十年におよぶ海外左遷に耐え、本社へ復帰をはたしたものの、恩地への報復の手がゆるむことはなかった。航空史上最大のジャンボ機墜落事故、犠牲者は520名――。遺体の検視、事故原因の究明、補償交渉。遺族係を命ぜられた恩地は、想像を絶する悲劇に直面し、苦悩する。慟哭を刻む第三巻!
3冊共にヤケスレ等あります
沈まぬ太陽は外側にシミあります
何れも中は普通に読んで頂けると思います
取材に非常な年数をかけた
骨太なリアリティと
心の奥深い闇を描いた、重い程読み応えある作品。
素晴らしいので是非。
#花の女流作家
#花本をよむ
#花の山崎豊子 華麗なる一族 ほか
遺作 御巣鷹山 日航ジャンボ 飛行機
事故 自衛隊 平和 戦争 謀略 左遷
海外 赴任 駐屯地 中近東 アフリカ
労働組合 会社 組織 陰謀 海難事故
潜水艦 裁判 事故処理
日航機墜落事故