ウエスト・コーストで活躍したベテラン、チャック・フローレス(ds)のリーダーアルバム好盤です。フローレスは50年代からバド・シャンクやウディ・ハーマン楽団などと共演していますが、意外にもリーダーアルバムは本盤を含め2枚のみで過小評価されたドラマーです。本盤はボビー・シュー(tp,flgh)、ボブ・ハードウェイ(ts,ss,f)、ディック・ジョンストン(key)、ボブ・マグヌッソン(b)という実力派によるクインテットで、冒頭のアップテンポのアルバムタイトル曲から快調な演奏を展開、フローレスは特別な個性はありませんが堅実で安定したドラミングで全体をサポートしています。
US Original Concord CJ-49 stereo
ジャケットは経年劣化で擦れ、黄ばみ、汚れがありますが盤はA-2で数回ジリノイズ、他にも小さなチリパチノイズが入るところがあります。全体的にはノイズは少なく良好で高音質ですが少しでも気にする方はご遠慮ください。