半村良 たそがれ酒場
1994年1月20日発行
定価 1359円(本体)
(あらすじ)
昭和から平成へ。新宿、銀座と渡り歩いた仙田は、神田の地に再びバー〈ルヰ〉を構えた。神田の夜を賑やかにしてみせる――それは老境に立つ仙田の最後の夢だった。過去を背負う女たち、老やくざ、芸人たち…様々な人間が交差する都会の夜を名手が描く。「雨やどり」「新宿馬鹿物語」に続く夢の酒場の物語。名手の筆致に、あなたはきっと、こんな素敵なバーに行ってみたいと思うはず。
人並みに本が好きでいろいろと読んできましたが、1番好きな作家は半村良さんです。伝奇、時代物、SF、人情物、戦争物、またそれらを複雑にミックスした物、ショートショート等々、どれを読んでも圧倒的に面白かった。半村良作品と出会ったことは私の人生の宝物のひとつです。
終活を兼ねて少しずつ出品していきますので、興味のある方は是非チェックして下さい。古い本ですのでそれなりの変色や劣化はありますが、中はキレイな状態です。素人保管の中古品でありますことをご理解いただき、ご検討よろしくお願い致します。