椿三十郎　室戸半兵衛 ／ 三船敏郎　仲代達矢　フィギュア

黒澤明　椿三十郎　フィギュア 「椿三十郎」は、黒澤明監督による1962（昭和37）年の東宝映画。主役の椿三十郎に三船敏郎、そのライバル室戸半兵衛を仲代達矢を演じた。 前年公開の 『用心棒』の続編で、前作では桑畑を名乗った三十郎が椿三十郎として再登場する。 次席家老らの不正を暴く加山雄三ら若侍の一団と、ひょんなことから仲間となった三十郎。未熟な彼らをその凄腕で助けていくわけだが、前作よりも登場人物やセリフに人間味とコミカルさが大きく加味された。ユーモアは黒澤-三船コンビの大きな魅力の一つだが、結果としてより娯楽的要素を持った活劇大作となって前作を超える大人気(邦画配給収入年間1位)を博した。 しかし、その一方で殺陣のリアルさは残虐とも言えるほどの凄まじさ。いわゆる「30人斬りのシーン」では刀のぶつかりや肉が斬れる激しい効果音、飛び散る血飛沫に驚かされるが、それ以上に有名なのは身も凍る驚愕のラストシーンだ。 互いに認め合うところもあった三十郎と室戸。どこか寂しい同類であることを感じ取っていたのだろうか。しかし、武士の意地から決闘となる2人。長い対峙の後、同時に刀に手をした2人だが、三十郎の居合抜きが一瞬早く室戸を切り倒す。この時に吹き出す猛烈な血飛沫は全ての観客の度肝を抜いて映画史に残るのだが、仲代の胸元にポンプを仕掛けるというアイディアが斬新だ。公開後、「はたしてあそこまで血が噴出するものか」と、観客のみならず医者まで巻き込む大論争となったとか。 とにかく、勝負がついた一瞬の…時も止まった2人の姿を切り取ったのがこのフィギュアである。 黒澤-三船作品のリメイク作品は多いが、現代に三船の代わりができるほどの役者などいない。 しかし、かつては三船と対峙できるほどの凄みと魅力を兼ね備えた、この仲代達矢をはじめとする強烈な個性を持つ俳優が数多く存在したことに今更ながら驚かされる。 全高約80mm／海洋堂／2006年 箱・袋から出して暗所にて保存していた美品で、この種に多い経年によるベタつきなどはありません。購入時と同じ状態にバラした上、破損に注意してプチプチに包み発送します。ファンの方へ。 #海洋堂 #フィギュア #黒澤明 #椿三十郎 #時代劇　　 #名作映画 #映画 #七人の侍 #用心棒 #三船敏郎 #仲代達矢 #室戸半兵衛 #加山雄三 #田中邦衛 #志村喬