なっとくする４冊⭐️ 偏微分、小野寺複素関数、川久保行列ベクトル、谷口ベクトル解析

なっとくする偏微分方程式 斎藤恭一、武曾宏幸 2700 数学者には書けない偏微分方程式をつくって解いて味わう本 大学で受けた数学の講義もそこで使った教科書も私にははじめからわからなかった。具体的な例の記述がないからイメージを与える絵がないからだ。偏微分方程式の似合う場面の具体例を書くことを心がけた。具体的な記述に特長。正確な記述に気をつかっていない。はじめから偏微分方程式の厳密な理論など知らないのだ。偏微分方程式を使う立場から書いている。難解な数学感を一掃。身近な現象から偏微分方程式をつくることで数式のもつ物理的な意味をなっとくさせる画期的な入門書 なっとくする複素関数 小野寺嘉孝 ジャングルに迷いこんだようなとされる複素関数論を徹底的に平易明快に。高校生にもわかる複素関数論の筋道とその目的 複素関数何のために学ぶか 複素数の世界 正則な関数の世界 ベキ級数テイラー展開 特異点留数 定積分 主値積分 分岐点をもつ関数 解析接続 リーマン面 なっとくする行列・ベクトル 川久保勝夫 現代数学の基礎であると同時に幅広い応用をもたらす線型代数＝行列とベクトルの考え方を豊富な応用の話題をまじえて分かりやすく解説する。本書の特徴の一つは理論や操作のビジュアル化。一見難しく見える行列やベクトルの働きや理論をビジュアル化することによって裏に隠されたしかけが見えてくる 行列ベクトルはものの見方を変える 線型写像の威力 行列式の見方感じ方 ベクトル空間という視点 線型写像の基本定理 連立１次方程式を解く 恐れるにたらず固有値固有ベクトル対角化 ベクトルの内積で見えてくる世界 行列ベクトル気になる話 なっとくするベクトル解析 谷口雅彦 使えるようになるまでじっくり繰り返しパワフルな道具であるベクトル解析を多様な例とともにじっくり解説。記号の渦に飲み込まれずに必要に応じて使えるようになるコツ混乱の元をきっちり解説 ベクトルの積分って その感覚のままで読んでください 山に登って天気図を描いて温泉を探してベクトル解析の実例は身近に多い。なぜわからないか使いこなすためには何を知ればいいかを徹底追及 温泉の湧き出し口 渦巻の強さ 面積をベクトルで 微分積分学の基本定理 複素数もベクトル 空間ベクトル 空間に曲線 空間の一部を囲う 閉曲線に膜を張る ナブラ 微分形式94367 #理数系本