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シヴィル(hrn) マリナー&アカデミー室内管/モーツァルト:ホルン協奏曲全集

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モーツァルト ①ホルン協奏曲第1番 ニ長調K.412 ②ホルン協奏曲第4番 変ホ長調K.495 ③コンサート・ロンド 変ホ長調K.371 ④ホルン協奏曲第3番 変ホ長調K.447 ⑤ホルン協奏曲第2番 変ホ長調K.417 アラン・シヴィル(ホルン) 指揮:ネヴィル・マリナー アカデミー室内管弦楽団 録音:1971年9月ステレオ 英国のホルン奏者、アラン・シヴィル氏による演奏です。デニス・ブレイン氏がフィルハーモニア管弦楽団の首席だった時に次席奏者で、その後カラヤン氏からベルリン・フィルの主席ホルン奏者を打診されるも、フィルハーモニア管弦楽団に留まった、という経歴の持ち主です。シヴィルのホルンは、音色が安定しており、ホルンとオーケストラとの一体感もあり、聴いていて安心できる演奏です。 シヴィルには、3つのモーツァルト:ホルン協奏曲集があります。 ・1961年、オットー・クレンペラー/フィルハーモニア管 ・1966年、ルドルフ・ケンペ/ロイヤル・フィル ・1971年、マリナー/アデミー室内管弦楽団 クレンペラー指揮のこの録音は、テンポもゆっくり。クレンペラー主導と思われますが、シヴィルもなかなかの好演です。 ケンペ指揮の録音は幾分テンポは快活。カデンツァやバックのオーケストラには楽譜にない加筆が行われています。 マリナーとの録音は快活なテンポ。のびのびとしたホルン、とりわけ、バックのオーケストラも素晴らしく、バランスも特筆ものです。 3種ともにそれぞれの魅力がありますが、音質重視なら当盤をオススメしたいです。 デニス・ブレイン以来の伝統か、英国奏者で聴くホルンは、ふっくらとして太く甘く、そして上品。アラン・シヴィルもその一人で甘く美しいモーツァルトを再現してくれる。実に幸福な気分になれる1枚。シヴィルのソロは、時に即興的なノリがあって軽快。「音楽するのは楽しい」と云わんばかりの演奏。聴いていてこちらも嬉しくなってくるようなソロ。マリナーの指揮は颯爽としていて、テンポはやや速めで気持ちよい。心地よい風のようにモーツァルトが流れてゆく。シヴィルの甘い音色のホルンを、やさしく支えてゆく。録音は上々であります。音の艶・鮮度とも十分で不満なし。イイ音です。 輸入盤【西独盤】盤面傷無し *まとめ買い値引き致します(要事前コメント)  追加1枚に付き各150円引き

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