「芸能入門選書 寄席演芸篇」
正岡容 監修
薄葉紙のカバーがかかっています。
68年前の発行で酸性紙を使用しています。
落語・寄席芸能に精通した正岡容が、落語の歴史や昭和20年代の寄席芸能界の状況、また自身が交流した寄席芸人からの聞き書きなどをまとめた書物.昭和30年に「芸能入門選書」の一冊として刊行されたもので、正岡容のもとに通って寄席芸能・演芸の世界を学んだ小島貞二が跋文を寄せる.正岡容の生涯と昭和前期の落語・講談、寄席芸能・演芸の歴史をたどる貴重な文献。
著者プロフィール
明治37年(1904)東京市神田区生まれ。昭和33年(1958)歿。作家、寄席研究家。落語や浪曲の台本を書き、大衆芸能の啓蒙に努めた。作家としては永井荷風、らの影響を受け、弟子には小沢昭一、三代目桂米朝、鶯春亭梅橋、その弟の都筑道夫、加藤武、小島貞二らがいた。著書多数。
#寄席 #正岡容 #大衆芸能 #落語