ヴァント&ベルリン・ドイツ響の遺産-5
ベートーヴェン:交響曲第1番、第3番『英雄』、第4番、他(2CD)
北ドイツ放送響の首席指揮者ヴァントが “第2の手兵オケ”として鍛え上げたベルリン・ドイツ響。ベルリン・フィルにも比肩すべき名門オケのパワー爆発!
「ヴァント&ミュンヘン・フィルの遺産」シリーズの感動と興奮も冷めやらない中、ミュンヘン・フィルとならんで、巨匠ヴァントが客演を重ねたもうひとつの手兵との衝撃のライヴ演奏の数々が満を持して登場!
ベルリン・ブランデンブルク放送rbb(当時の自由ベルリン放送SFB)収録の正規マスターよりよみがえる巨匠ヴァント不滅のドキュメントは、極めつけブルックナーをはじめ、ベートーヴェン、ブラームスにシューベルト、シューマンとヴァントが晩年を迎えて絞り込んでいった定番レパートリーに、崇高にして超弩級の演奏内容ばかり。ヴァントの気迫がオケに乗り移り、壮絶ともいえる音楽シーンが展開されています。いままでNHK-FM放送やプライベート盤で聴いていた熱心なヴァント・ファンからは「心身充実していた90年代前半~半ばの演奏こそヴァントの真髄がきける」「ベルリン・ドイツ放送響の力量は北ドイツ放送響以上。ベルリン・フィルはオケのプライド強すぎてヴァントの意図が100%徹底していない。 ミュンヘン・フィルはチェリビダッケの影が付きまとう。今回のベルリン・ドイツ放送響が最高」とまで噂されていた垂涎のライヴ演奏。厳しく引き締まった造形美に打ち抜かれたこれらの演奏からは、ヴァントの芸風の真髄と「真打ち登場!」の手ごたえを実感されるにちがいありません。録音もきわめて優秀です!
【収録情報】
・ベートーヴェン:交響曲第1番
録音時期:1994年2月15日
録音場所:ベルリン、フィルハーモニー
・ベートーヴェン:交響曲第4番
録音時期:1996年4月9日
録音場所:ベルリン、フィルハーモニー
・ベートーヴェン:交響曲第3番『英雄』
録音時期:1994年2月15日
録音場所:ベルリン、フィルハーモニー
・ベートーヴェン:序曲『コリオラン』
・ベートーヴェン:『エグモント』序曲
録音時期:1994年11月28日
録音場所:ベルリン、フィルハーモニー
ベルリン・ドイツ交響楽団
ギュンター・ヴァント
録音方式:ステレオ(ライヴ)