ニューシングルのリリースとしてはちょうど2年ぶりとなる今作は、
1stシングルのラップテイストとはガラリと雰囲気を変えて、軽快なデジタルロックに挑戦する。
テクノ、ダンスミュージックをベースにしたデジロックに重低音の生ギターが共存するサウンドは、
今年40代に突入する新たな人生の幕開きとして、また一つ新しい福山潤を発見することができる。
楽曲はElements Garden新鋭のクリエイター武田祐介による作曲編曲、
そして何と言ってもトピックなのは、今回作詞を福山潤自らが担当、
サポートに「深夜! 天才バカボン」のオープニングを担うTECHNOBOYS PULCRAFT GREEN-FUNDメンバーとして
数多くの楽曲制作に携わる松井洋平が加わり共作という形でまとめあげた。
自身が命名したタイトル「Tightrope」は、現代人の持つ悩みや人間関係の深いところに切り込む
メッセージソングとなっている。しかも今作は本人が楽曲コンセプトから組み立てるというスタイルで
今までになくアーティスト福山潤のメッセージ性が強く現れており、
まさに黒船が襲来するかのような新しい船出の1曲となっている。
CWはPENGUIN RESEARCHの神田ジョンを作編曲に迎えたEDMを意識したサウンドに、
今までの福山潤のイメージを覆すような歌詞で攻めた楽曲となっている。