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華やかな知恵

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『華やかな知慧』 ニーチェ 氷上英廣訳 新潮文庫 415ページ 昭和33年2月28日 発行 『悦ばしき知識』『愉しい学問』など様々なタイトルに訳されています。 自家製のビニールカバー装。扉と巻末に蔵書印。 明るく華やかな南フランス・プロヴァンス文化のトルヴァドゥール的情趣と共感しあい、ニーチェの思想の光と影が多彩に明滅する哲学的アフォリズム・詩唱群。神の死に関するニヒリズム、永遠回帰思想の最初の定式化、ツァラトゥストラの登場など、ニーチェの根本思想の核心が明確な姿を現わしてくる重要な作品である。重大な精神的転換期にあった哲学者の魂の危機の記念碑。 氷上 英廣(ひがみ ひでひろ、1911年4月10日 - 1986年9月16日)は、ドイツ文学者、東京大学名誉教授。ドイツ文学、比較文学、比較文化専攻。 東京生まれ。府立一中四修、一高文乙を経て、1933年に東京帝国大学文学部卒業。1936年、旧制甲南高等学校、1946年、一高の各教授を経て、1950年に新制・東大教養学部助教授就任。1957年に教授。1960年から1年間、マールブルク大学へ文部省在外研究生として派遣される。1969年より、大学院比較文学比較文化専攻課程主任教授。1972年、定年退官により武蔵大学教授、1982年退職。 一高時代は文芸部委員となって中島敦らと親交があり、中島にカフカを奨めたという。お互いに作品を校友会雑誌に作品を発表しあっていた。のち『中島敦全集』を編纂し、詳しい解説を書いた。 妻は南原繁の長女で、佐藤佐太郎門下の歌人であった氷上待子。息子の氷上信廣は麻布中学校・高等学校の前校長。 #ニーチェ #氷上英廣 #哲学 #思想 #文庫 #本 #book
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