シカゴを拠点に活躍するトランペッター、ロブ・パートン率いる「ジャズテック」ビッグバンド。ジム・マーチン、カーク・ギャリソンらのバ ンドのサウンドを引き出す素晴らしいアレンジが魅力的だ タイトル・チューンの“Fascinatin’ Rhythm!”をラテンのリズムにのせ、 トランペットのハ イノートでぐいぐい引っ張っていくイントロを誰が想像するだろうか。この勢いに「おおっ!」と 思った諸氏は、このアルバムを 最後までご機嫌に聴くこ とが出来ること間違い無しである。ロブ・パートン率いるジャズテック・ビッグバンドの魅力は、メンバーの 力量はもちろんのこと、アレンジの素晴らし さに尽きる。 このアルバムは、ロブ・パートンと同じシカゴ・ベースのジム・マーチン、カーク ・ギャリソン、トーマス・マッタのアレンジを中心に構 成されている。1997年にロブ・パートンの自主製作アルバムとしてリリースされたが 、既に廃盤となってしまった。10年を経た2007年末に、日本で再リ リースとなった。 収録曲の楽譜も多く出版されており、ビッグバンド・ プレイヤーは要チェックであります。
1 Fascinatin Rhythm
2 Donny‘s Tempo
3 Girl Talk
4 Zoot
5 A foggy Day
6 My One and Only Love
7 Jumpin at the Westside
8 The Touch of Your Lips
9 Tsylors waltz
10 Speak Low
11 She`s Gone
12 stella By Starlight