激レア 最晩年「歌舞伎座 三遊亭圓生独演会」松竹宣伝部 1979「首屋」「怪談乳房榎 重信殺し」「掛取万歳」ゲスト・中村勘三郎、大貫正義

昭和５４年（1979）、三遊亭圓生逝去の約半年 前に、東京・東銀座の歌舞伎座で行われた「三遊 亭圓生独演会」のプログラムと、稀少な当日のチ ケットである。 通常の落語会では、薄っぺらなプログラムを来 客者全員に配布するが、歌舞伎座は豪華なものだ けに高い料金で買わせた、確か私の記憶では１０ ００円支払った。当日の私のチケットは、二階一 等席券（西扉３・２０００円）である。ちなみに 一階席券は３０００円、三階席券は１０００円 、 同三階学生割引券は８００円であった。。来客者 のすべてが、このプログラムを購入したワケでは ないので、今となっては実に貴重な代物だ。後述 するが、本プログラムの資料的価値は、すこぶる 高い！ 【歌舞伎座・三遊亭圓生独演会プログラムの内容】 ●表紙の「圓生独演会」の文字は圓生の直筆を複 写したものだ。背後の蝋燭立てとロウソク，湯飲 みの圓朝の頃を偲び、絵師に描かせたものだ。 ●表紙（裏）２は、栗原小巻の三越商品券の広告。 ●扉に薄紙和紙 ●笑顔の圓生（写真）と圓生の本公演挨拶文 ●主催者挨拶文 永山雅啓（松竹株式会社・代表 取締役副社長） ●当日の演目「首屋」「怪談乳房榎 重信殺し」 「掛取万歳」中入り後の対談ゲスト・中村勘三郎 ●千社札「六代目三遊亭」寄席文字・橘右近 筆・圓生の高座写真と扇子・湯飲み等の挿絵。 ●作品解説「首屋」「怪談乳房榎 重信殺し」「掛 取万歳」文は大貫正義。全６頁にわたって詳細に 紹介されている。また、圓生の名場面写真６点と 歌舞伎と江戸情緒の挿絵２点。 ●祝辞（池田弥三郎・稲葉修・宇野信夫・杉良太 郎・田中伝左衛門） ●圓生想い出のアルバム（幼少からの１１点所収） ●アリナミン広告と奥付記録（松竹宣伝部編） ●巻末扉に薄紙和紙 ●表３・京王家具サロン広告 ●裏表紙・高島屋広告、以上。 【状態と発送について】 今から４５年も前の稀少なものだか、長年、大切 に保管していたので、保存状態はプログラムもチケ ットは「美品」である。発送はネコポスかゆうパケ ットでよろしければ、送料は当方が負担します。