前作でのハード・ドライヴィングなプレイでファンの認識を新たにした井上がジェームス・カーターを ゲストに迎えて、再び臨む“マンハッタン・ジャズ”の魅力一杯の作品。急速調での「朝日の...」は、 ジェームス・ハートのソロで口を開ける。ジョージ・アダムスが甦ったかのようなトリッキーで衝撃に 富んだカーターの圧倒的な存在感が光る。バートンはむしろバラード曲における優雅な味わいが見事に 開花した。特にアルバムの最後を飾る「ダッド」はあバートンの持味とも言えるゆったりとした演奏だ。
1. Pethecantropus Erecutus
2. Rio
3. Salsamba
4. Just Two Of Us
5. Softly As In A Moring Sunrise
6. Drifting Inward
7. On A Clear Day
8. A song For My Teacher
9. Just Friends
10. Dad