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初版帯付 筒井康隆 巨船ベラス・レトラス 装画 柳原良平 文藝春秋刊 SF

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【詳細】 初版帯付 筒井康隆 巨船ベラス・レトラス 装画 柳原良平 文藝春秋刊 2007年31月15日初版 文藝春秋発行 帯付 『大いなる助走』から四半世紀、巨匠・筒井康隆が再び文壇の内幕を鋭く描く!成功を収めた狭山銀次が創刊した、前衛的な文芸誌「ベラス・レトラス」。破格の原稿料に釣られ、常連執筆者となった作家たち。実験的な作風で知られる錣山兼光、ホラー小説の旗手・伊川谷幻麝、盲目の詩人・七尾霊兆、革新的な作品で派手に登場した笹川卯三郎……。そうした作家たちの成功を妬む同人誌作家が爆弾テロを起こすところから物語は始まる。小説世界の内と外は自在につながり、過激なメタフィクションが展開、ついには「筒井康隆」を名乗る人物が語り始める。現代の文学を取り巻く状況を風刺する、ブラックユーモアに満ちた快作。 筒井康隆 1934年大阪市生れ。同志社大学卒。1960年、弟3人とSF誌NULLを創刊。この雑誌が江戸川乱歩に認められ「お助け」が宝石に掲載される。1965年東海道戦争を刊行。1981年、虚人たちで泉鏡花文学賞、1987年夢の木坂分岐点で谷崎潤一郎賞、1989年ヨッパ谷への降下で川端康成文学賞、1992年朝のガスパールで日本SF大賞を受賞。1997年パゾリーニ賞受賞。『家族八景』『邪眼鳥』『敵』『銀齢の果て』『ダンシング・ヴァニティ』など著書多数。1996年12月、3年3カ月に及んだ断筆を解除。2000年わたしのグランパで読売文学賞を受賞 【状態】 経年劣化により多少の焼け、カバーにスレ、傷は御座いますが、概ね良好です。 ※カバー表面角上に若干破れが御座います。

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