銀メダル『徳川家光公350年』日光山輪王寺 2000※落語講談の将軍様 目黒のさんま 紀州 大岡裁き 林家正蔵（彦六）時代劇いの彦左と一心太助

平成１２年（2000）は、徳川家光公３５０年 御遠忌にあたる。その佳節に、日光山輪王寺か ら発売されたのが、この『徳川家光公 350年』 記念の金メダルで、ポチ穴からネックレスやキ ーホルダーなどに使える。 ただし、かつて昭和４８年（1973）に日光東 照宮から発売された（純金鍍金製）限定記念品 に比べると、権威ある大学教授の解説書はなく、 本家本元の日光東照宮証紙もなく、材質も幾分 か落ちる気がしてならない。大きさは五百円玉 とほぼ同じ程度である。この金メダルは発売当 時（2000年）の値段は、確か２千円ぐらいだっ た記憶がある。なお、特別なコインに入れて飾 っていたので、外箱は紛失してない。御容赦の ほど・・・。 【落語と徳川将軍様】 三代将軍徳川家光が死没は、慶安４年（1651） ４月20日である。諡号は大猷院。よくテレビ時 代劇や映画などで、天下のご意見番・大久保彦 左衛門と一心太助のコンビと共に出てくる名君 と言えばおわかりか！？ そうそう落語の『将 棋の殿様』にも彦左は登場している。また、八 代目林家正蔵は『目黒のさんま』を演じる時は 殿様を徳川将軍家とし、さらに後日、江戸城で 食したさんまは、徳川御三家の水戸藩領内で水 揚げの魚にしていた。私は小学３年生まで、目 黒区三田に住んでいたが、後年、「目黒さんま 祭り」へ行った時に「目黒のさんま」という和 菓子を購入した。店の主人も「落語『目黒のさ んま』の将軍は三代家光公だ」と断言していた。 ちなみに、史実でも、徳川家光は開祖の権現 様家康を崇拝。日光東照宮の大規模改築に５６ 万８千両と銀百貫を投じた。そして多数の幕臣 を従えて三度も日光へ参詣している。一説には その費用は一回で百万両。そのおかげで、日光 は東日本随一の歴史旅のメッカとなり、日光江 戸村はじめ昨今の落語プームに大いに貢献して いる。最後に八代将軍吉宗は、八代将軍継嗣噺 『紀州』、吉宗の片腕奉行・大岡越前が活躍す る『池田大助』『三方一両損』などにも登場す る。たかが家光公３５０年の佳節の記念グッズ だが、どうする落語ファン、どうするどうする！ 【商品状態と発送について】 大切に保管していた「美品」である。発送は ゆうパケットかネコポスでよろしければ、当方 が負担します。