【バレンシア工場】Levi's LVC 501XX 1955年モデル 501-0003リジッド W33 L36 555最終期 2001年6月 米国製 コーンミルズ ギャラ入 55501

LEVI'S VINTAGE CLOTHING（LVC） 501XX 1955年モデル（501-0003） リジッド 未使用デッドストック バレンシア工場 2001年6月製造。 W33L36 （バレンシア工場は2002年夏には閉鎖。市場で555の2002年製をほぼ見かけない事からも、この2001年製はほぼ最終期とも考えられます。 55年モデルは2002年から日本製となり、春にはBox入り＆バナー付き3500本限定版の「55501-0117」が、秋からは通常ラインの「55501-00」へと続く。＜カタログ調べ＞） このバレンシア工場の「501-00」は、それ迄販売されていた初代米国製復刻の60年代モデルに代わり、紙パッチに「501XX」とXXを初めて記載した50年代モデルとして1996年秋冬に発売開始。 後に55年モデルと修正。復刻の中でも王道の1本といわれるまでになり、2002年の工場閉鎖まで続きます。 復刻でも、このLVCスタート期であるバレンシア製の最大の魅力は、当時のオリジナルと同じ工場で生産されたであろう点です。 -《生地》コーンミルズ社のXXデニム（＝ホワイトオーク工場製） -《縫製》リーバイ・ストラウス社（LS&Co.）のサンフランシスコ・バレンシア工場 <*1> 取引開始の1915年には既に稼働していた両工場であり、復刻元となるオリジナルの製造をしていた可能性が極めて高いといえます。 現在は共に閉鎖されており二度と再生産が不可能なため、復刻品でありながら今後も価値は上がっていくものと考えます。 （90sの発売当時はオリジナルと違う部分を見つけ「ここが違う」「あそこが違う」などといっていましたが、 今となっては、丸まらない赤タブ等々をはじめ、これが90sバレンシア製復刻の特徴であるといえるのでしょう。） <*1>バレンシア工場とは 、 創業の地であるカリフォルニア州サンフランシスコ市のバレンシアストリートにかつてあった自社縫製工場。 工場番号は555M。 1906年4月18日のサンフランシスコ大地震と直後の火災により、当時の本社屋とFremont Streetの初代工場が倒壊。 わずか7か月後の1906年11月、本社オフィスよりも先に完成させた縫製工場がこのバレンシア工場である。 1906年といえば、501はアモスケイグ社の9ozデニムを使用し、バックポケットが2つになってまだまもなく、ベルトループはまだ無いサスペンダーの時代。 その後1915年にはコーンミルズの生地となり、30s迄の尾錠付き、40s-大戦モデル、50s-ダブルエックス、60s-BIG-Eと、多くの名作・歴代の501がここから誕生。 80年代の日本でのヴィンテージ人気も影響し、90年代に入ると当時リーバイス社最古の伝統あるこの工場で60年代モデルの501を復刻生産開始。99年のLVCへと繋がる。 100周年まであと数年と迫るも、2002年に惜しまれつつ96年の幕を下ろす。 昨今、ネット上で「555はバレンシア工場」と語る方は多いですが、「バレンシアだと何故いいのか」を語ってるのはほぼ見ません。 「バレンシアは復刻を作った工場だからいい」という人がいたり、間違った情報も多く見かけます。 検索上位に「この工場は96年から02年まで稼働」等、堂々と出てくるのを見ると不憫にさえ思います。 リーバイス社は1980年代に63の製造工場があったそうだが、その多くは西海岸のリーバイスが本格的に東海岸進出及びその後の世界進出にあたり出来た工場。 80年代後半のリーバイスブック内に「50年代後半からリーバイスは急成長し、工場は6か所から30か所に増えた」と記載があるように、すなわち主に60年代以降に大幅に増えたのである。 （マニアックな方なら、ボタン刻印の開始・変遷ともほぼ一致し納得出来るものかと思います） ということで、50年代迄はバレンシア工場とインディアナ州フランクフォート工場らの少ない数だけで生産していたようです。 一時的だけ稼働し無くなっていった工場もある中で、バレンシア工場は歴史が桁違いの工場であることをリーバイス好きなら理解しておきたい。 あと現在の本社オフィスは同市バッテリーストリートのリーバイスプラザだが、これまでに何度かバレンシア工場を一時的に本社としていた時期もあったようだ。 また現在リーバイスプラザにあるリーバイス博物館も、始まりは1990年代にバレンシア工場に併設されて出来たものであった。 90年代の当時創刊1周年記念と表した雑誌ライトニング 95年5月号において、バレンシア工場とミュージアムを現地取材された特集ページにも書かれている。 古くから知る人にはバレンシア工場のことを「本社工場」と言う人がいるのも納得。 ------------------------------------------------------------------ 【商品説明・詳細】 ■ 品番 LVC品番 ： 501-0003 パッチ表記 ： 501XX ■ カラー/加工 リジッド・未洗い・デッドストック ■ 特徴/ディテール ・アーキュエイト：イエローステッチ ・紙パッチ：通称「501XX ギャラ入り」 ・隠しリベット ・レッドタブ：ビッグＥ・均等Vの両面タブ ・コーンミルズXXデニム（赤耳） ・コインポケット：ミミ付き ・打ち抜きリベット ・縫製：帯上シングル 帯先Vステッチ ・ほどよく太めの王道XXシルエット ■ サイズ SIZE サイズ表記： W 33 L 36 ・ リジッド実寸 （出品者による測定。多少の誤差は了承ください） - ウエスト 85 cm （33.4 インチ） 、 - レングス 89 cm （35 インチ） - 裾幅 23 cm - 股上 31 cm ◎注意事項：サイズの縮み 上記実寸はリジッド（未洗い）での数値ですので、洗い後の縮みを考慮する必要があります。 まずバレンシア期の「2000年春夏カタログ」に掲載されている「（加工してない）vintageジーンズの選び方」を参考にします。（写真10参照） これを見ると55年モデルの家庭洗濯後の縮みは、ウエスト「-2インチ(=5cm)」/レングス「-3インチ(=7.5cm)」とあり、 実寸からこの縮みを計算すると、 縮み後は「 Ｗ31.5 Ｌ32 」（ 80 x 81.5cm ）位が目安になると予想されます。 ■ 生産国/生産年： 米国製 , バレンシア工場 （555） / 2001年6月 MADE IN USA, Valencia Factory, 2001 JUN. ■ 付属/その他 ・光で色が飛びやすい紙のフラッシャー類ですが、色濃く残っており、程度は良いと思います。 ・ 限定のミニブック付 。画像5にあるように左後ろのポケットの中に入れて送らせて頂きます。 ◎注意事項：その他 リジッドにはよくありがちなのですが、工場にて 内側（生地の裏）にチャコのようなもので番号や記号等が書かれています 。 この個体にはピンク色で書かれており、知らないと抵抗ある方もいると思いますが、洗っていくと消えるものなのでご理解願います。 （画像5の折り曲げた裾の巻き縫いあたりに確認出来ます。） <*>取引後の返品・保証等はできませんので、商品特性にご理解頂ける方のみご入札ください。 以上が商品説明となります。 -------------------------------- ■ コメント 90年代から趣味で集めていたVintageを始めとした古着を今回整理致します。 古着の経年劣化リスクを理解し、大切にしてくれる方、コレクションしたい方などにお譲りしたいと思っております。 ■ 支払い方法 「Yahooかんたん決済」のみです。 送料はこちら出品者持ちアイテムですので、落札価格のみをご入金お願いします。 ■ 発送 入金が確認出来次第2日以内に、簡単な梱包での「ゆうパック（おてがる版）」にてお送りします。 ご希望の配達日・時間帯がございましたらお知らせください。 神奈川県からの発送となります。 ■ その他 注意事項など / Notice ○ 取引後の返品・補償等はできませんので、神経質な方や完璧を求める方は入札をお控えください。 ノークレーム・ノーリターンでお願いします。 ○ 海外発送には対応していません。 We canNOT send this product overseas. ○ 気になる点や不明な点があれば質問して下さい。オークション内の質問欄にて返答いたします。 質問欄にメールアドレス等個人の連絡先を記載しそちらに返信を求める方がおられますが、個人メールには対応いたしません。 I do NOT reply to a personal address. ○ 値下げ交渉設定をしておりません。ご理解の程、宜しくお願い致します。 ○ 評価が著しく悪いと判断した方は、入札中に削除する事もございますので、ご了承ください。 ○ 落札されてから24時間以内の連絡、3日以内の入金が確認できない場合は落札者都合でキャンセルとさせて頂きます。 迅速な支払いが可能な方、宜しくお願いします。