新品同様 VITAL AUDIO VAM-265 RCAケーブル 1.5m

【出品内容】 PRO CABLE から購入したケーブルで VITAL AUDIO VAM-265 RCA ケーブル 1.5m となります。 必用としなくなり処分のため出品します。 PRO CABLE は、オーディオ系の某ユーチューバーの動画をみてはじめて存在を知りました。 ショッピングページをみると、オーディオ業界の他社については攻撃的な要素が強く自己主張の強い会社だとは思いましたが、述べていることに対して納得する面も大いにありました。 例えば 洋楽（特に米国）はベルデン 8412 が合います。 この理由は、録音時に使用していたケーブルが、日本はモガミ、又はカナレ、米国はベルデンだからです。米国の業界スタンダードが、 この Belden 8412 です。 最初なるほどと正直思いました。筋が通っている。確かに録音した時のケーブルを使って再生した方が、理にかなっている。 そう思い PRO CABELE からは電源タップをはじめかなりのケーブルを調達しましたが、途中で思ったのがケーブルのはんだ付け等を見ると別に自分でも十分できることに気が付きました。 反対にハンダの種類やプラグも自由に選べますし、 SOUND HOUSE を見てみると、格安でケーブルの自作材料も手に入ることがわかったため自作する方がコストもかからず、また自由な長さで オーディオシステムが組めるため自作を選びました。 しかし、この出品物の VITAL のケーブルの切売りが見つかりません。 そのため色々調べました。 Google で検索をしたり、英国のアマゾンにアクセスして商品検索をしましたが、ある事実に気が付きました。 VITAL VAM-265 を調べても PRO CABLE に行きつくだけという事実。英国と VITAL が結び付くような情報が出てこないこと。英国のアマゾンで VITAL の製品が流通していないこと。 私は強い疑念にかられ PRO CABLE に質問しました。 帰ってきた回答が以下の通りです。 「いつも大変お世話になっております。 確かに、ギターの VITAL AUDIO としての歴史はそうでしょう。 しかしながら、その母体となる企業は誰もが知る大企業であり、もっと大きいものです。 それこそ、日本が第二次世界大戦後の植民地時代まで遡ります。 バイタルが、英国の音にぴったり寄り添う事は、皆さんも認めるところであり、 今やオーディオマニアのほとんどが知るところであります。 実は、ヤマハの人に聴いた事を、そのままお伝えします。 バイタルの営業マンがヤマハに来て、語っていたことは、「英国のスタジオは、 全てこのバイタルで録音されていますよ。」と語っていたそうです。 なるほど、バンデンハルも、ビートルズに合わず、いかなるケーブルも合わな い・・・なのに、バイタルだけが合う。 このことから、我々はこう推測しました。日本がまだ高度成長期の時には、ちょ うど、今の中国のような立場だったわけです。 世界の工場とも、言われていました。 英国は、世界の覇者であり、植民地を扱うプロです。植民地にものを作らせた りして、それで儲けるプロなんです。 その頃に、英国のケーブルの設計図が日本に持ち込まれたのではないかと、想 像しております。でなければ、モガミが日本の音楽に寄り添うように、 8412 が 米国の音に寄り添うように、バイタルは、英国の音に寄り添うのです。 そして、英国に合うケーブルは、あれだけの音楽大国であるにも関わらず、他 には、全くありません。 そういうわけで、ヤマハが、バイタルの営業マンから言われていた通り、私は 日本が英国のケーブルを作り、英国では、バイタルが、昔はずっと使用されて いたと考えています。 以上です。」 プロケーブルでは、この商品説明で 「英国プロ用スタンダード・ケーブル、バイタルＶＡＭ － ２６５です。 英国の録音は、バイタルのプロ用ケーブルで録音されているがゆえ、バイタルで聞いてこそ、本当の音が分かります。 これぞ英国の音をフラットに持ち込む「秘密兵器」です。 バイタルの音が合う音楽は、ビートルズ、ローリングストーンズ、 EMI のクラシック全てと、 DECCA のクラシック全て、 その他、ピンクフロイド、シャルロットチャーチ、などなど、英国音楽は、非常に多いのです。バイタルで再生するやいなや、 あら不思議、中域がこもりがちであった英国の音が、完璧な生音のようなモニターライクな音に変貌するのです。 英国音楽のファンのかたに、ぜひとも試していただきたいケーブルが、このバイタルです。 特に、英国クラシックをこのケーブルで再生された暁には、異常なほどの興奮を覚えられる事でしょう。」 と記載しております。 また、 VITAL AUDIOの ホームページで VITAL AUDIO の歴史ををみると次のように記載しております。 「 1991 年に “ ギター専用 ” ケーブルのブランドとして発足し、国産ケーブルとして長い歴史を誇る VITAL AUDIO ギターシールド。 20 年以上に渡り、様々なジャンルのケーブルを開発してきました。 それまでギターの音質特性を考慮したケーブルが存在しなかったことから、プロミュージシャンや多くのギターユーザーらのクオリティの高いギター専用ケーブルを求める声に応えるべく、ダイレクトなギターサウンドをノイズレスに表現できるように、ギター専用ケーブル VAⅡ シリーズを開発した事から始まりました。それ以降、ギターケーブルだけでなく、レコーディングスタジオから求められるクオリティの高い信号伝達や様々なワイヤリングに対応すべく、 VAM265 シリーズ、 VMU マルチケーブルシリーズと順次開発され、プロフェッショナルケーブルブランドとして確固たる地位を築いてきました。 VITAL AUDIO ケーブルの開発にあたっては、単にケーブルのスペックだけに頼って不必要に伝達する音域を広げるという事ではなく、ギター / レコーディング機器など、使用するイクイップメントごとに必要とされる音質 / サウンドニュアンスを表現しつつ、ノイズレスにダイレクトな音抜けを実現できるように、聴感上のニュアンスという事をまず第一に考えデザインされています。」 これを見る限り、 VITAL は国産ブランドであり、またケーブルが開発・販売されたのは 1991 年以降です。どこにもビートルズ等の時代に繋がる事実はありません。たしかにこのケーブルはレコーディングスタジオ用のプロ用途のケーブルであることはわかります。ただどこにも英国でスタンダードになっている事実は確認できません。 またプロケーブルからの回答にあるように、人伝の話であり、推測であり、確固たる確証・裏付けもないのに英国ではスタンダードだと言い切る説明にはとても納得できるものではないです。 また、仮にプロケーブルの主張通り英国サウンドにこのケーブルは合うのかもしれません。しかし、プロケーブルの主張である録音したケーブルで再生するのが良いという論理構成は破綻していると思われます。 このような事実が判明したため、このケーブルを処分することにしました。