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渡邉恒雄 メディアと権力 魚住昭 ナベツネの決定版評伝!一千万部の力を背景に総理を動かし世論を操る読売王国の独裁者 共産党 読売巨人他

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自宅保管の品です。大変美品ですが古いものですので、表紙や帯など若干の経年変化はございます。ご理解頂ける方にご検討をお願い申し上げます。 渡邉恒雄 メディアと権力 魚住昭 人よんでナベツネ。いったいどんな男だ? 「1千万部」の力を背景に首相をも動かし、世論を操ろうとする読売王国の総帥、渡邉恒雄。屈折した少年期、主体性論をひっさげた東大共産党時代、そして粛清を重ねて新聞社社長の座に登りつめるまで。稀代のマキャベリストのすべてを白日の下に曝す決定版評伝の文庫化に際し、玉木正之氏との白熱対談を収録。 戦後の読売新聞の成長ぶりは、日本の企業史上、特筆されるべきではないだろうか。戦前の新聞業界といえば朝日、毎日両紙の「朝・毎」の勢力が圧倒的。そのとき、両者に割って入る新聞が出てくることを予想できた人はまずいないだろう。それが、「朝・毎・読」となり、毎日の倒産劇を経て「朝・読」となり、ついには部数1000万という世界に類を見ない巨大新聞社になっていく。これが新聞社でなければ、ソニーやホンダ並みの評価を受けてもおかしくないサクセスストーリーだ。本書はそんな読売新聞の成長を支え、いまや「マスコミ界のドン」と呼ばれる影響力もつに至った渡邉恒雄にスポットを当てるとともに、マスメディアのあり方自体について問題提起した意欲作である。 圧倒的な成功の陰に隠れてはいるが、読売新聞の不幸は、必ずしも商品である紙面そのものが他を圧倒したといえないところにある。本書の中で、読売記者OBが「僕らの不幸は最も優秀な経営者をボスとして頭にいただいていることだといつも思っていた。正力(松太郎)さんは天才的な事業家だけど、新聞をチラシ広告と同じぐらいにしか考えていなかった。務台(光雄)さんも『販売の神様』であってジャーナリストではない。渡邊(恒雄)さんもジャーナリストというより政界の人…」と、読売の歴代トップを評している。つまり、経営手腕は認めるが、それと健全なジャーナリズムの確立とは違うということを言っているのだ。 実質上の3代目、渡邊恒雄は、政治部記者からトップに上り詰めた。本書によると、記者時代は、自民党の大物との交流を深め、保守の権化、反共の代名詞のような存在だった。しかし、学生時代には共産党活動に熱中し、挫折した経歴をもつ。社内の権力闘争にも同じようなことがある。自分が受け入れられないものには徹底的に反撃し、自分にすり寄るものは徹底的にかわいがる。このプロセスには、まるでジャーナリストとしての思考が見られない。記者出身であっても、あくまで政治屋としか評価されていない。 読売が日本一の部数を誇りながら、必ずしも日本を代表する新聞と評価されない理由はこの辺にあるのかもしれないと感じる。(高橋泰平) 内容(「MARC」データベースより) 力ある者は篭絡し、敵は必ず叩きつぶす。東大の共産党時代から読売新聞社長にのぼりつめるまで、稀代のマキャベリストはいかに権力を奪取したか。総理を動かし、世論を操る「一千万部」の独裁者の裏面史を徹底取材。 メディアの独裁者=ナベツネの決定版評伝!「一千万部」の力を背景に総理を動かし、世論を操る読売王国の統帥、渡邉恒雄。人よんでナベツネ。いったいどんな男だ? 「1千万部」の力を背景に首相をも動かし、世論を操ろうとする読売王国の総帥、渡邉恒雄。屈折した少年期、主体性論をひっさげた東大共産党時代、そして粛清を重ねて新聞社社長の座に登りつめるまで。稀代のマキャベリストのすべてを白日の下に曝す決定版評伝の文庫化に際し、玉木正之氏との白熱対談を収録。 プロローグ 第一章 反逆児 軍国主義の嵐の中で/「天皇制なんて信じない」/記念祭の夜の「蜂起」/リンチ 第二章 敗戦と東大細胞 混沌の中での入党/マルクス・ボーイが決意したとき/主体性論争/焚書より始まる/「渡政権」崩壊/もうひとつの組織「新人会」/渦巻く陰謀/断罪状/全学連の誕生と権力ゲーム 第三章 運命の山 フラクション戦術/「殺っちまうか」/黒ずんだ顔/大スクープ/日和見主義者の烙印 第四章 番記者 造船疑獄の恨み/岸政権の最高機密/帝国ホテルでの「誓約書」/裏切りそして裏切り 第五章 KC レビューより ナベツネに少しでも興味があるなら必読書です。 やはり 並大抵の男ではありません 昭和史の1ページに (片隅に)置いても よいのでは? 「ナベツネ」と揶揄され、批判される渡辺恒雄の一代記である。彼の強烈な個性と過激な闘争心はどこから生まれたのか。その答えを求めてこの本を手にとった。苦渋の少年期から共産党員時代、読売新聞への入社から社内の派閥争いにおける権力闘争をどう勝ち抜いていったかが綿密に描かれている。私はかねてから彼の無計算に思える激しい言葉の数々とそれとは裏腹に綿密に構築された理詰めの戦略思考のアンバランスさに疑問を持っていたが、この本を読んでその秘密の一端がわかる気がした。つまり、彼は新聞人というより最強の政治家なのである。彼にとって他人は「打ち砕くべき敵対者」か「自分に完全服従の追従者」かのどちらかにはっきりと分けられるのだ。著者が引用するマキャベリの君主論の言葉がこれほど ぴったりはまる男は今の日本には他にいないだろう。
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