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DONALD BYRD    ドナルド・バード  BYRDS EYE VIEW  帯付き国内盤  24Bitリマスター

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¥ 1,600

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「鳥瞰」の「Bird's eye view」に引っ掛けたタイトルの『バーズ(Byrd's)・アイ・ヴュー』は、ドナルド・バード、2枚目の リーダー作だ。レーベルは、3年ほどでつぶれてしまった「幻のレーベル」、トランジション。このアルバムのもっとも興味 深いところは、トランペッターがリーダーであるにもかかわらず、もう一人トランペッターが参加しているところジョー・ゴ ードンというトランペッターだ。正直、ぱっと聞きの第一印象は、ジョー・ゴードンのトランペットのほうが瞬発力があり、 プリリアントだ楽器操作が長けているため、もしかしたら、バードよりも訴求力が高いかもしれない。なぜ、デビュー間も なく、知名度もそれほどなかったであろう新人トランペッターのリーダー作に、もう一人トランペッターを配したのだろうこ れでは、どちらのトランペッターのプレイが、リーダーのドナルド・バードのものなのか、リスナーには分かりづらいし、ド ナルド・バードという新人トランペッターの個性を売り出しにくくはないか?普通はそう考える。しかし、もしかしたら、ト ランペッターが2人いたとしても、分かりやすい個性の違いから、どちらがリーダーのバードの演奏なのかくらい聴けばわか るよね?というプロデューサー、トム・ウィルソンからのメッセージなのかもしれない。つまり、ジョー・ゴードンのトラン ペットの吹奏スタイルは、ディジー・ガレスピーを師匠を仰ぐだけのことはあり、濃厚にビ・バップの香りがただよっている からだ。テクニック的にも、ビ・バップというハードな音楽の文法をしっかりマスターした上で、流麗かつテクニカル、そし てブリリアントな音色でアドリブを繰り広げてる。その一方でリーダーのドナルド・バードのほうもちろん、テクニック的な ものはジョー・ゴードンの吹奏に肉薄してはいるが、明らかにタイプが違う。ビバップ的なスピード感とスリルを犠牲にして でも、印象に残るフレーズを考えながら吹いている印象。つまり、その時その時のコードの流れにより、瞬間的な反射で華麗 なビバップフレーズを繰り出すジョー・ゴードンよりも、時代的には「新しい感覚」、つまり、ビ・バップではなく、ハード バップ的なアプローチでトランペットを吹いている。同じトランペッターといえども、明らかにアプローチのスタイルには新 旧の差があり、新しいアプローチの新人をより強く印象付けるために、旧来のアプローチの名手を配することで、より一層ド ナルド・バードの個性を浮き立たせようとした試みだったのではないかと考えるのは穿ち過ぎか?ただ、単に偶然もう一人ト ランペッターがスタジオにいたから、なんとなく参加してみました的な流れだったりして。その経緯は分からないが、このア ルバムでは、明らかにジョー・ゴードンの存在が、より強くドナルド・バードの個性を浮き立たせてくれていることは確か。 そして、ハードバップの文脈からは、多少古いかもしれないビバップ的なアプローチが流れるジョー・ゴードンのトランペッ トも、ディジー・ガレスピーに肉薄するほどの素晴らしい演奏だ。だから、1枚で2度おいしいアルバムともいえる。いや、 メロディアスなハンク・モブレイのプレイも光るし、彼はこのアルバムでは自作曲を2曲も演奏しているので(ちなみにリー ダーのバードのオリジナル曲はない)、その張りきりようは並大抵のものではなかったはず。さらに、まるで『カフェ・ボヘ ミアのジャズメッセンジャーズ』なリズム隊も悪かろうはずがないため、結局のところ、1枚で3度、4度おいしいアルバム だといえるだろう。どこに焦点を充てて聴くかによっても、聴こえ方が変わってくるアルバムなのだ。なかなかハードバップ 好きのマニアックなツボを突いてくれ 1.Doug's Blues 2.El Sino 3.Everything Happens To Me 4.Hank's Tune 5.Hank's Other Tune 6.Crazy Rhythm
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