ERIC CLAPTON / 1970 NINETEEN SEVENTY「明日に向かって弾け」(2CD) Mid Valley 完全初登場音源を含む1970年のセッションを集めた労作!
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ERIC CLAPTON / 1970 NINETEEN SEVENTY「明日に向かって弾け」(2CD) Mid Valley 完全初登場音源を含む1970年のセッションを集めた労作!

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最新入荷アイテム! 8月10日発送となります。ご了承くださいませ。 ERIC CLAPTON / 1970 NINETEEN SEVENTY 「明日に向かって弾け」(2CD) Mid Valley Records & Empress Valley Supreme Disk 完全初登場音源を含む1970年のセッションを集めた労作! プレスCD2枚組 日本語解説付き CD1 14. Wally Heider Studio Jam が完全初登場音源となります。他の音源もブラッシュアップされているものもあるので見逃せません。 高級特殊紙DKホワイト仕様の豪華帯付き紙ジャケット! ハイプステッカーもいい味を出しておりマニアにはたまりません。 限定100セットとなっておりますのでよろしくお願いします。 しかも人気のドミノズ期なのでお早めに。。。。 エリック・クラプトンが昔から他アーティストとのセッション活動にも旺盛だったことはよく知られています。今回は、デレク&ザ・ドミノスを結成した1970年に彼が行なったセッション活動を集大成しました。この一年間に何と18組ものアーティストやバンドとクラプトンはセッションしていました。中には今回、新たに発掘された歴史的音源もありますし、今ではもう入手できないレア音源も含まれています。そしてレア度のみならず、この時期のクラプトンのプレイが研ぎ澄まされていること!74年のカムバック以降や92年の「アンプラグド」以降にクラプトンのファンになった方にも聴いてほしい作品です。曲は時系列順になっています。クラプトンって、昔からこんなにギターが上手かったんです。 それでは各曲のポイントを紹介していきましょう。 CD1 1. Labio-Dental Fricative 2. Paper Round 1月、ロンドンのトライデント・スタジオにて行なわれた、ボンゾ・ドッグ・ドゥー・ダー・バンドのメンバー、ヴィヴィアン・スタンシャルのシングル向けのセッションです。この2曲はVivian Stanshall and the Sean Head Showband名義で2月にリリースされました。クラプトンは両曲に作曲者の一人としてクレジットされている上に、両曲で聴けばすぐ彼と判る素晴らしいギタープレイを披露しています。B面だった「Paper Round」では、Aメロの4小節目でボーカルもとっています。目立たないシングルで、ヒットもしませんでしたから、すぐに廃盤となりました。さらには「Paper Round」は、恐らくマスターテープが破損もしくは紛失された可能性があり、現在でも一切CD化されていません。その貴重なシングル盤からデジタルコピーで収録しています。 3. Rockin’ 50’s Rock’N’Roll 4. That’ll Be The Day 同じく1月、50年代に活躍したバディ・ホリーのバンドだったザ・クリケッツのリヴァイヴァルアルバムのためのセッションに参加しました。時期的にはクラプトンがファーストソロアルバムを制作していた頃で、それにクリケッツのメンバーが参加してくれたお礼に参加したと考えられます。2曲ともにクラプトンのソロは入っていますが、そのフレージングはいささか彼らしくない、オーソドックスなものです。バディ・ホリーのカバーなので、あまりクラプトン色を出さぬように配慮したのかもしれません(クラプトンて、実は謙虚な人ですから)。アルバム『ROCKIN’ 50’S ROCK’N’ROLL』からですが、2000年になってようやくCD化された激レア米盤CDから収録しています。 5. Encore Jam 2月5日、ボストンにあるホール、ボストン・ティー・パーティに出演していたピーター・グリーン率いるフリートウッド・マックのギグを訪れ、アンコールのジャムに参加したテイクです。0’50”~1’01”までと9’35”~10’35”まで、ソロを弾いているレスポールトーンがクラプトンによるプレイだと思われます。他にはグリーンの他、マックのメンバーや前座を務めたジェームズ・ギャングのジョー・ウォルシュらもいましたので、ギターが数多く重なり合う豪華なセッションとなっています。アルバム『LIVE AT BOSTON TEA PARTY VOL.2』より。 6. Encore Jam 2 2月8日、今度はボストン・ティー・パーティでギグを行なったデラニー&ボニー&フレンズのステージのアンコールにピーター・グリーンが飛入りした際のテイクです。こちらのジャムでは冒頭から終始クラプトンがイニシアチヴをとっています。このステージでは、クラプトンはストラトキャスターを使用しています。このジャムでの方がグリーンとクラプトンのギターバトルがたっぷり味わえます。右チャンネルのリズムギターをプレイしているのはデラニー・ブラムレットでしょうか。ネット上にアップロードされたアンダーグラウンド音源を収録しています。 7. Go Back Home 8. Fishes And Scorpions スティーヴン・スティルスのファーストソロアルバムの収録曲です。3月にロンドンのアイランド・スタジオにて行なわれたセッションにクラプトンは友情参加しました。自身のソロアルバムにスティルスが参加してくれたことへのお返しだったようです。クラプトンはスタジオ入りして、「ちょっと練習させてよ。」と言って、「Go Back Home」のバッキングトラックを聴きながらプレイしたテイクが一発OKとなったというエピソードが残っています。クラプトンって、凄すぎます。「Fishes And Scorpions」は、スティルスのセカンドソロアルバム用に回されて収録されました。スティルスは、クラプトンのプレイがあまりに良かったので、1枚のアルバムに2曲収録してしまうのは勿体ないと思ったのでしょう。『STEPHEN STILLS』&『STEPHEN STILLS 2』より。 9. I’m Your Spiritual Breadman 3月、ロンドンのデ・レーン・リー・サウンド・センターにて行なわれた、クラプトンと親交があり、「デレク&ザ・ドミノス」の名付け親でもあったキーボーディスト、トニー・アシュトンが結成したトリオバンド、アシュトン、ガードナー&ダイクのアルバムセッションにクラプトンが参加したテイクです。契約の問題があり、クレジットされたミュージシャン名は、「サー・セドリック・クレイトン」でした。左チャンネルのシャープなプレイがクラプトンですが、ジョージ・ハリスンも「ジョージ・オハラ・スミス」の変名で、センターチャンネルのトゥワンギー風ギターを弾いています。隠れた豪華セッションです。アルバム『THE WORST OF ASHTON, GARDNER AND DYKE』より。 10. Don’t You Believe It 同じく3月、ロンドンのIBCスタジオにて行なわれた新人アーティスト、ジョナサン・ケリーのデビューシングルのセッションに参加した時のナンバーです。バックをアシュトン、ガードナー&ダイクが務めたことにより、クラプトンにも依頼が来たものと思われます。この時点では、8月の「LAYLA」セッションにおいてデュエイン・オールマンから伝授される以前にもかかわらず、既に素晴らしいスライドプレイを披露して曲のクオリティを高めています。アルバム『JONATHAN KELLY』より。 11. WASHITA LOVE CHILD 4月15日~17日の間、ロンドンのオリンピック・スタジオにて、インディアン・スワンプ・ギタリスト、ジェシ・エド・デイヴィスのファースト・ソロアルバムセッションが行なわれました。クラプトンは、デイヴィスをタジ・マハール・バンド時代から気に入っており、進んで参加したものと思われます。この曲で聴かれるソロは、まさにクラプトンの真骨頂と言える出来。ストラトのハーフトーンサウンド+唯一無二のハンドビブラート+勢いのあるフレージング=これぞ、クラプトン!です。 12. Going Down Slow 5月2日、ロンドンのオリンピック・スタジオにて、ブルースの大御所ハウリン・ウルフを招き、ブリティッシュ・ロックミュージシャンがバックアップしてのレコーディングセッションが行なわれました。きっかけは、何でもこれを主催したアメリカ、チェス・レコードの社長マーシャル・チェスとクラプトンのドラッグの売人が同じだったことが縁だったという噂もありました。このテイクのドラムはリンゴ・スター、ベースはクラウス・ヴォーマンというアップルレーベルのリズムセクションでした。ギターはクラプトンのみ。シンプルゆえに心に刺さるパフォーマンスです。 13. Village Recorders Studio Jam クラプトンはアメリカで知り合い、意気投合したカルロス・サンタナの招きを受け、10月18日~20日まで、ドミノスとのUSツアーの合間に抜け出し、ロサンゼルスのヴィレッジ・レコーダーズ・スタジオで行なわれていたアルバム『SANTANA 3』のレコーディングセッションに参加しました。クラプトンのギターテイクは正規アルバム収録曲には収められませんでしたが、未発表のこのジャムにははっきりと参加の痕跡が残っていました。1’57”から左チャンネルで水を得た魚のように弾き捲るのがクラプトンです。その後右チャンネルでクラプトンに挑んでくるかのようなソロを弾き捲るのはニール・ショーンと思われます。貴重極まりないセッションです。ミッドヴァレイ『VILLAGE RECORDERS TAPES』より。 14. Wally Heider Studio Jam 恐らく13.と同時期にサンフランシスコのウォーリー・ハイダー・スタジオで行なわれた歴史的セッションが発掘されました!メンバーはマイケル・キャラヴェロ、マイケル・シュリーヴ、チェピート・アレアス、ニール・ショーン(以上サンタナ)、ジャック・キャサディ(ジェファーソン・エアプレイン)、デヴィッド・クロスビーにクラプトンとクレジットされています。3’09”~左チャンネルで聴かれるギターソロはクラプトンそのものです。使用ギターは恐らくブラウニー・ストラトでしょう。その後、右チャンネルでレスポールを使用したと思しきトーンでソロを弾き捲るのはニール・ショーンです。53年の時を経て歴史的セッションが日の目を見ました。本作が初登場となります。お聴き逃しなく。 CD2 01. Medicated Goo 02. You Can’t Always Get What You Want 03. Brand New Day 04. Born 6月10日、7月21日、7月30日、ロンドンのIBCスタジオにて、クラプトンのマネージャー、ロバート・スティッグウッドが新たに契約した黒人女性歌手P.P.アーノルドのデビューアルバムセッションが行なわれ、スティッグウッドの依頼により、デレク&ザ・ドミノスがバックを務め、クラプトンがプロデュースしました。このレコーディングはオクラ入りとなってしまいましたが、2022年になってようやくリリースされました。考えようによっては、ドミノスのアルバムにゲスト歌手が参加した、とも受け取れる非常に貴重なセッションです(但し「Born」では、遅刻したカール・レイドルの代わりにマンフレッド・マンのスティーヴ・ヨークがベースを弾いています)。ポップセンスもある彼女の歌声は重宝され、この後も彼女はブリティッシュロックシーンで活躍しました(スモールフェイセズやピンク・フロイドとの共演が有名です)。 05. Tiptina 7月9日~11日まで、ヨーロッパツアー中だったドクター・ジョンは、その合間にロンドンのトライデント・スタジオにてアルバムのレコーディングを行ないました。そこにクラプトン以下ドミノスのメンバーも参加。その後71年8月にリリースされたアルバム『SUN, MOON AND HERBS』にはこの時のレコーディング曲が収録されたのですが、クラプトンのプレイに関しては、目立たないスライドギターを少し弾いているに過ぎませんでした。ところが、本来このアルバムは3枚組が予定されていたそうで、所在不明となっていたマスターテープが50年の時を越えて発見された時には多くのアウトテイクが収録されていました。拡大盤の3LPはRecord Store Dayの限定盤としてリリースされましたが、実はそこからも漏れたアウトテイクが存在していたのです。それがこの曲。左チャンネルでクラプトンのギターとすぐ判るプレイが聴ける珠玉のアウトテイクです。なぜこの曲をアルバムに収録しなかったのでしょうか?勿体なさすぎます。ミッドヴァレイ『NIGHT TRIP WITH DR. JOHN』より。 06. Alcatraz 8月23日、ロンドンのアイランド・スタジオでのレオン・ラッセルのセカンドアルバムセッションでレコーディングされたナンバーです。当該アルバム『LEON RUSSELL AND THE SHELTER PEOPLE』には、契約上の問題からクラプトンの名前はクレジットされておらず、ギターはクリス・スティントンとされていました。ところが裏情報ではクラプトンが参加したことは明白で、他はベースがカール・レイドル、ドラムがジム・ゴードン、オルガンがクリス・スティントンでした。つまりクラプトンの名前をスティントンに差し替えたわけです。左チャンネル、センターチャンネル、右チャンネル、とギターが3本入っていて、頭の中を駆け巡りますが、クラプトンとラッセルが弾いているのは確かでしょう。アルバム『LEON RUSSELL AND THE SHELTER PEOPLE』より。 07. Get Back 08. Almost 12 Bar Honky Tonk 5月~10月まで長期に亘って行なわれ、クラプトン以下ドミノスのメンバーも参加したことで有名なジョージ・ハリスンの『ALL THINGS MUST PASS』セッションですが、2021年にリリースされた50周年記念のスーパーデラックスエディションには、アルバムのアウトテイクがふんだんに収録されました。しかしながら曲毎のパーソネルクレジットがないのはオリジナル盤どおりでした。その中でも本作に取り上げた2曲は、クラプトンのプレイだとすぐ気づくテイクでした。こんなに流暢にプレイできるのって、クラプトンしかいませんよね?アルバム『ALL THINGS MUST PASS 50TH ANNIVERSARY EDITION』より。 09. Miami Jam 8月、マイアミのクライテリア・スタジオにて行なわれた伝説の「LAYLA」セッション。ドミノスのレコーディングは26日から始まったのですが、その日の夜にプロデューサーのトム・ダウドに連れられ、クラプトンがオールマン・ブラザーズのマイアミ公演を観に行ったことがきっかけで、翌27日にはオールマンズのメンバーが友好的にクライテリア・スタジオに乱入してくることとなりました。デュエイン・オールマンとクラプトンの出会いのシーンは、まるで長年生き別れになっていた兄弟が再会した時のようだったという、カール・レイドルの証言も残っているほどの意気投合ぶりだったようです。そして即ジャムに突入。クラプトンとボビー・ホイットロック(オルガン)以外はオールマンズのメンバーという編成でのジャムが実現しました。これもまた歴史的というほかはないセッションです。アルバムでは「Jam 4」と題されています。『THE LAYLA SESSIONS 20TH ANNIVERSARY EDITION』より。 10. Prisons On The Road 11月23日、24日の2日間、ロサンゼルスのラーラビー・スタジオにて、ジョン・メイオールの同窓会アルバム『BACK TO THE ROOTS』のレコーディングセッションが行なわれました。このアルバムには、かつて彼のバンド、ブルースブレイカーズに在籍経験のある有名ミュージシャンが集い、クラプトンもその一人でした。彼は6曲に参加しましたが、最も彼らしいシャープなプレイを聴かせてくれるのがこのナンバーです。目の覚めるようなプレイ、とはこのことを言うのでしょう。素晴らしいの一語に尽きます。アルバム『BACK TO THE ROOTS』より。 11. It’s My Life, Baby 9月22日、イギリスツアーの合間を縫って、クラプトンはパリまで飛び、オリンピア劇場で公演を行なうローリング・ストーンズの前座を務めるブルースマン、バディ・ガイとジュニア・ウェルズのステージに飛入りしました。借り物のローズネック&ナチュラルフィニッシュのストラトで嬉しそうに演奏に加わっているクラプトンの様子が捉えられた短いカラー映像も存在しますが、オーディオの方は、当時のフランスのラジオで中継されました。現在ではその完全収録のエアチェック音声が存在します。中間では大御所の取り計らいにより、クラプトンにファーストソロが回されます(それをわざわざレポートするDJのコメントがウザいですが)。この二人との出会いが26.27.のセッションに繋がっていきました。彼らと1曲で共演するためだけに海を越えたクラプトンの情熱が窺い知れる音源です。ミッドヴァレイ『RETURN OF THE MARQUIS DE SADE』より。 12. Dirty Mother For You 13. .D Blues 11月1日~4日まで、マイアミのクライテリア・スタジオにて、バディ・ガイ&ジュニア・ウェルズのアルバムセッションが催されました。これはクラプトンが25.のセッションの際、アトランティックレコードの社長アーメット・アーティガンを同伴して二人に紹介したことで、ブルースアルバムのレコーディングの話がとんとん拍子に進んだとのこと。クラプトンはトム・ダウドと共にプロデュースに当たりましたが、アルバムとしてリリースされた楽曲には特にクラプトンの目立ったプレイは聴かれませんでした。クラプトン本人曰く、「ブルースの大御所がいるのに、なんで僕がしゃしゃり出る必要があるんだい?」とのことで、ここでも謙虚なクラプトンの人柄が窺えました。ところが、レコーディングに際してのジャムやアウトテイクでは、クラプトンは遠慮なくギターを弾き捲っていたことが、2005年にリリースされた当該アルバムのエクスパンデッド・エディションで明らかになったのです。「Dirty Mother For You」ではファーストソロ、「D Blues」ではセカンドソロで、目の覚めるようなクラプトンのプレイを聴くことができます。『PLAY THE BLUES』(2CD)より。 14. Brown Sugar 12月18日、ロンドンのオリンピック・スタジオでアルバム『STICKY FINGERS』をレコーディング中のローリング・ストーンズは、この日誕生日を迎えたキース・リチャーズのバースデイ・パーティをスタジオ内で開催しました。そこに同席していたクラプトンは、ストーンズがおもむろに演奏しようと誘ってきたこの曲に加わったのです。このテイクは、2015年に ようやく正規リリースされて日の目を見ました。オリジナルバージョンと比べると、別物と言えるような、クラプトンのスライドプレイで引き立った素晴らしい仕上がりのバージョンとなっています。他にこのテイクに参加したゲストとしては、ブラッド、スウェット&ティアーズのアル・クーパーがオルガンを弾いています(当席にはジョージ・ハリスンもいましたが、彼は演奏に加わることを断ったそうです)。『STICKY FINGERS SUPER DELUXE EDITION』より。 以上、各曲の時系列とポイントを解説させていただきましたが、いかがでしょうか。クラプトンのセッション音源はオフィシャルでも数多くリリースされていますが、1970年1年に限ってここまでマニアックで優れた音源を集めたのは本作が唯一でしょう。デレク&ザ・ドミノス結成の年にこれほどのセッションに参加していたクラプトン。驚くべきプレイ欲と情熱ですよね。そして改めて感じるのが、他アーティストとのセッション、他アーティストの楽曲でも見事にはまるクラプトンのプレイの柔軟性、適応力です。こんなフレキシビリティを発揮できるギタリストがクラプトン以外にいるでしょうか?いませんよね。どうぞ本作で彼の上手さをご堪能ください。
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