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RAY KENNEDY TRIO レイ・ケネディ　トリオ　　 MOZART JAZZ　　　帯付き国内盤

CD、レコード、音楽ソフト、チケットジャズ、フュージョンその他

Price

¥ 1,200

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ici********

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2922

レイ・ケネディのピアノが実に達者で、よくスウィングしており、モーツァルトの音楽とジャズとの親和性を見事に表現していました。技術的な確かさでモーツァルトを上手く題材に用いながら自分たちのジャズを縦横無尽に展開しています。精神をリラックスさせるのには、ジャズが一番だと感じています。ジャズとモーツァルトの融合は、「癒し」の最高のコンビだと言えるかもしれません。取り上げられた11曲は、モーツァルトが残した数多くの作品の中でも特に有名なフレーズを持っている曲ばかりです。クラシック・ファンも違う革衣をまとった名曲たちの少し装いを変えた魅力に浸ってください。モーツァルト自身が変奏の名手でしたから、現代に蘇ればレイ・ケネディが奏でるように、ジャズの手法を借りてまた違った音楽を提示してくれるかもしれません。 11曲を通して聴けばより感じられると思いますが、モーツァルトの作品力が現代でも通用することを証明するアルバムだと受け取りました。ジャズとして演奏されてもその音楽の本来持っている魅力や美しさは変わりませんし、新しい輝きが付け加えられたようにも感じました。なお、4曲目の「アンダンテ‾ヴァイオリンとヴィオラのための協奏交響曲 K364:第2楽章」の3分前後の箇所で、トム・ケネディが弓を使ってベースを奏でるのですが、音程が乱れるので、無理に弓を使用しなくても良かったのにと思いました。ドラムスのマイルス・ヴァンディヴァーはピアノの旋律を壊さず、しっかりとしたサポートに徹していました。 2006年12月21、22日にニューヨークで録音されたものです。モーツァルトの軽やかさとジャズのスウィング感とは相性が本当にぴったりでした。居心地の良い音楽空間が広がります。レイ・ケネディのピアノのテクニックは華麗でとても軽快ですので、気楽に聞けるのがいいです。リーフレットは、高名なジャズ評論家の故岩浪洋三氏が3ページにわたって、詳しく読みやすい解説を載せられていました。 1トルコ行進曲~ピアノ・ソナタ第11番 K331:第3楽章 2みじかくも美しく燃え~ピアノ協奏曲第21番 K467:第2楽章 3ロマンス~セレナード第13番 K525 「アイネ・クライネ・ナハトムジーク」:第2楽章 4アンダンテ~ヴァイオリンとヴィオラのための協奏交響曲 K364:第2楽章 5哀しみのシンフォニー~交響曲第40番 K550:第1楽章 6メヌエット~ディヴェルティメント第17番 K334:第3楽章 7ロンド~フルート四重奏曲第1番 K285:第3楽章 8アダージョ~鍵盤とヴァイオリンのためのソナタ第10番 K15mm 9アレグロ~セレナード第13番 K525 「アイネ・クライネ・ナハトムジーク」:第1楽章 10アダージョ~クラリネット協奏曲 K622:第2楽章 11トルコ風~ヴァイオリン協奏曲第5番 K.219:第3楽章

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