美品 江戸の旅人 大名から逃亡者まで３０人の旅 高橋千劔破 文人をはじめ武士、町人、農民にいたるまでその旅の足跡を辿る江戸時代の旅模様

自宅保管の品です。大変美品ですが、古いもので経年変化はございます。ご理解頂ける方にご検討をお願い申し上げます。 江戸時代に旅は初めて娯楽になった! 芭蕉の旅、皇女和宮婚礼旅など、文人をはじめ武士、町民、農民にいたるまで、様々な旅の足跡を辿る。旅籠代、食費、交通費など、徒歩の旅の実情と豊かさを実感できる一冊。(解説・松平定知) 江戸時代、五街道が整備され宿泊施設が整うと、寺社参詣や宗教登山を名目とする物見遊山の旅が登場する。庶民が、娯楽として旅を楽しむようになるのだ―。芭蕉と奥の細道、大名夫人と伊香保温泉、和宮と中山道婚礼旅、村娘と西国巡礼等、文人をはじめ武士、町人、農民にいたるまで、元祖ウォーカー達の足跡を辿る。旅篭代、交通費など、徒歩で行く旅の実情を知るとともに江戸の豊かさを実感できる一冊。 芭蕉と「奥の細道」の旅、蕪村と俳諧・画作の旅、十返舎一九と秩父巡礼の旅、伊能忠敬と蝦夷地測量の旅…。文人をはじめ武士、町人、農民にいたるまで、ピンからきりまでその旅の足跡を辿る、江戸時代の旅模様。 目次 序章 江戸時代の旅 第１章 文人たちの旅 第２章 求道の旅 第３章 学者たちの旅 第４章 女人の旅 第５章 仕事の旅 第６章 異国人の旅 第７章 それぞれの旅 登場する方々 金谷上人 木喰行道 播隆上人 貝原益軒 古川古松軒 菅江真澄 鈴木牧之 大名夫人 井上通女 村娘たち 松尾多勢子 皇女和宮 伊能忠敬 橘南谿 川路聖謨 松平容保 吉田松陰 朝鮮通信使 シーボルト オールコック 清河八郎 シュリーマン 坂本龍馬 村尾嘉陵 犬目の兵介 松尾芭蕉 小林一茶 十返舎一九 与謝野蕪村 司馬江漢ほか多数 レビューより 30組中15人は名前を知っている人。 正に、大名から逃亡者までの旅の紹介。 松陰は津軽半島で顕彰の石碑を見ていたので、国防の為に旅した事は知っていた。 橘南谿の「西遊記」は部分的に読んだ事があるが、他に旅日記は読んだ事は無い。 オールコックが富士山に登った事は知らなかった。 西の窓に富士山に見える場所に住んでいるので、何時でも登れると思っていたが、心筋梗塞を発病して以来、登山は諦めて街道歩きに専念している。 読むと「歩く旅」の様々な先達が大勢いて大変に心強い。