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お墓参りは楽しい 新井満 敬愛してやまない死者たち―龍馬 啄木 手塚治虫 ドストエフスキー マティスなどのお墓を訪ねるブックガイドMAP付

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福の神
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自宅保管の品です。中身は大変美品ですが古いものですので、表紙など若干の経年変化はございます。ご理解頂ける方にご検討をお願い申し上げます。 お墓参りは楽しい 新井満 いま中高年の間で、ひそかなブームとなりつつあるお墓参り。「お墓参りの達人」を自称する著者が、敬愛してやまない死者たち――坂本龍馬、石川啄木、手塚治虫、ドストエフスキー、マティスなどのお墓を訪ね、彼らの話を聴きに行く、世界初のお墓をめぐるブックガイド。便利なMAP付き、オールカラー。 啄木からドストエフスキーまで、死者の話を聴きに行こう。世界初!お墓を巡るガイドブック。 目次 シュピーリ―『アルプスの少女ハイジ』の作者は、チューリヒ中央墓地に眠っていた。 ドストエフスキー―『罪と罰』を書いた世界的文豪は、サンクト・ペテルブルグの修道院墓地に眠っていた。 坂本龍馬―大志をもって時代を駆けぬけた男の魂は、今日も水平線上で叫んでいた。 土方歳三―剣に生き、官軍の銃弾に散った新撰組の副長は、函館山の小暗い森の奥で、今日も夢を見ていた。 大黒屋光太夫―『おろしや国酔夢譚』でしられる江戸時代の漂流民、大黒屋光太夫の魂は、今…。 石川啄木―『一握の砂』の天才歌人は、函館市街と大森海岸を遠望する岬の共同墓地に眠っていた。 ワーズワース―名詩『水仙』を書いたイギリスの桂冠詩人は、湖水地方の小さな教会墓地に眠っていた。 スウィフト―『ガリヴァー旅行記』の作者は、ダブリン市内に建つ大聖堂の床下に眠っていた。 雪舟―長野五輪開会式ポスターで、現代に蘇った雪舟は、日本海を遠望する丘の墓地に眠っていた。 良寛―手毬つきつつ日暮れまで子供たちと遊んだ良寛は、越後の雪空の下に眠っていた。 松尾芭蕉―俳聖は、木曽義仲公墓の隣で、春風に吹かれながら眠っていた。 マティス―大画家の魂は、南仏の小さな礼拝堂の肘掛椅子に腰かけ、昼寝をしていた。 デ・キリコ―二十世紀芸術の先駆者として、形而上絵画を創始した天才画家の魂は、家にもアトリエにもお墓にもいなかった。マン・レイ―ダダイストで、版画家で、パリのアメリカ人でもある写真家は、今日もモンパルナス墓地でシャッターを切っていた。 沖縄戦の戦没者―沖縄戦で犠牲となった約二十万人の霊は、今日も摩文仁の丘から海を眺めていた。 吉行淳之介―『驟雨』『砂の上の植物群』『娼婦の部屋』『石膏色と赤』『樹に千びきの毛蟲』『夕暮まで』敬愛する作家と会話してきました。 遠藤周作―名作『沈黙』を書いた作家の魂は、外海町に建つ碑の傍らで海を眺めていた。 手塚治虫―世界最強のロボット『鉄腕アトム』を産んだ世界最高の漫画家は、高田馬場で甦った。 三波春夫―国民的歌手は、今日も春を夢見ながら、『富士山』を歌っていた。 阪神淡路大震災の犠牲者―六千四百三十三人の魂は、太陽の光となって神戸の街に降りそそいでいた。 レビューより 新井満氏の、ちょっと変わった旅の本。行き先は、お墓 国内、海外を問わず、有名人の墓地を訪ね、歴史の裏側に触れる旅。 ラストに向けての構成も見事です。 趣味は「お墓参り」と言う著者が、国内外の著名人等のお墓を巡った一冊。坂本龍馬、石川啄木、手塚治虫、ドストエフスキー、マティスなど。お墓のガイドブック。 手塚治虫さんのお墓に行ってみたいなぁ。 東京の巣鴨から徒歩15分の禅寺(都電荒川線新庚申塚駅直ぐ)。 アトム、リボンの騎士、ブラックジャック、レオ、髭おやじが待っている。
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