キューバでの録音。キューバのミュージシャンが多数参加していて、生々しいアフロ・キューバン・リズムとM-BASEとが合体して、 原初的なと いうか、強力なリズムが押し寄せてきます。全曲スティーヴ・コールマンの作曲で、詞はあちら側で。あまり上手いと は思いませんが、キューバ側の民族音楽的ヴォーカルはなかなか印象的 なものを持っています。そしてキューバと米が合体した 、まとわりついてくるようなリズムは圧巻。そこに絡んでいくコールマンのサックス。曲によってキューバ寄りM-BASE寄りということ はありますが、どの曲も似ているように感じます。むしろ通して聴くアルバムか。その中でも静かな6曲目は途中で一息入ります。 試みとしては面白いかも しれません。8曲目以降は短い曲がつながった組曲の構成
.1 The Diurnal Lord(For Agayu)
2. The Sea; (Elekoto For Agayu)
3. Passage Of The River
4. Oya Natureza
5. Secretos Del Abacua
6. Saudade
7. The Metamorphosis Of Amalia The Mystery Of Seven (The Guaguanco In Progression):
8. Prologue
9. Guaguanco
10. Abacua/Obatala
11. Son
12. Abacua/Obatala
13. Montuno Epilogue