有斐閣双書 603　社会学　- 第２版 -　福武直・濱島朗編　単行本サイズ　一般教養としての社会学入門書　ほぼ新品

【商品の説明】 ブランド、メーカー：有斐閣双書 書名：社会学 - 第２版 - 603 福武直・濱島朗編 単行本サイズ 一般教養としての社会学入門書 ほぼ新品 大きさ：四六版（186mm × 128mm） 単行本サイズ 重量：250グラム 著者：福武直・濱島朗編 発行：1965年10月初版 【商品の状態】 表紙もきれいで、線引き、破れ、汚れなどなく、ほぼ新品の状態です。その他、写真をご覧戴き、不明点はご質問ください。 はしがきより------- これからの時代は、社会学の時代であるという人がいる。今後の社会では、経済の発展と均衡のとれた社会の発展が生まれなければならず、その意味において、経済学中心の時代から社会学がもっとも重要な位置をしめる時代に移るというわけである。私たちは、社会学研究者として、自惚れようとは思わないが、たしかに、現代に生きる人間にとって社会学的知識は非常に大切であるといってよいであろうと思う。 ところが、その大切な知識をひろめるための社会学教科書は、たくさんありながら、初学者にとって、とりつきにくいのが通例である。大学の教養課程や短期大学の講義に使われるには、難しすぎるものが多い。社会学をさらに専攻する人々には、これでもよいかもしれないが、教養科目のひとつとして社会学の講義をきく人びとには、せっかく社会学の門に入りながら、この学問の一般的知識をほとんど身につけないで終わってしまうということになりかねない。 そうであるとすれば、大変残念だといわなければならない。社会学的な常識の豊かな人々が多くなればなるほど、社会が望ましい方向に発展していく可能性も大きくなるはずだからである。 私たちはこのような社会学教育の問題点を反省しながら、新しい趣向をこらして、この小さな社会学教科書を編集した。普通の教科書であれば、後半で論じられる社会全体の問題を、最初に取り上げて概観し、その全体像の中に、いろいろの問題をはめこみながら理解してもらう方法をとったわけである。私たちの意図に賛同してくれた各大学の友人たちが、それぞれの専門分野の知識を活かして執筆してくれたが、それらも、ひとつのまとまりをつけるために、かなり修正したり割愛したりした。このことも、この教科書のひとつの特色であるといえるかと思う。分担執筆の本では、執筆者の原稿を尊重して、取捨をひかえるのが普通のことだからである。また、表現をできるだけやさしくすることにも心がけたが、この点は、内容の水準を下げないで少ない紙幅に盛り込もうとしたために、あまり成功していないかもしれない。しかし、それでも、これまでの多くの教科書のように難解ではないといってよいであろう。 社会学の広範囲に渡る問題をほとんど洩れなくとりあげ、それぞれ完結した叙述を試みながら、しかも、全体としての統一をつけるという仕事は、決して容易なことではなかったが、それだけに、この教科書が広く学生諸君や一般読書人に利用されることを期待したいのである。そしてそれが、ひいては日本の社会発展に多少ともつながることにすれば、私たちにとって、これ以上の幸せはない。 -------------- 目次より------- 第１講：社会の構造、第２講：社会の変動、第３講：現代の社会、第４講：職業と経営、第５講：階級と階層、第６講：民族と国家、第７講：集団と組織、第８講：都市と農村、第９講：家と家族、第１０講：職場集団、第１１講：文化と制度、第１２講：イデオロギーと社会心理、第１３講：世論とマス・コミュニケーション、第１４講：社会病理と社会福祉、第１５講：人間と行為、第１６講：社会学と社会調査など。 ※細目は省く -------------- 【個人の感想】 皮肉にも、現在の社会に一番必要な、考えるべき分野となってしまったような気がしますね。はしがきにある通り、一般教養としての社会学を広めるために企画された本ですので、読みやすく、基礎知識の無いものが読んでも理解できるようになっています。 【備考】 この商品は、 ヤフネコ！ネコポス でお届けします。 送料無料 です。匿名での発送ができ、 荷物の追跡 ができます。 ※ 規格サイズに収めるため、支障のない範囲で、折り畳むなどしてお送りいたします 。 ※ 商品価格を抑えるため、梱包はリサイクル材料などでお送りする場合があります。お許し下さい 。 【ご案内】 他にも色々ありますので、以下のリンクをクリックしてご覧下さい。 ◎ ryusei42d 【ご注意】 画面の見た目など、分かりづらいですが、この商品陳列は、「フリマ」のカテゴリーであり、オークションではありませんので、購入戴く方があった時点で終了（落札）となります。