絶版　稀少本★料理のコツ　秋山徳蔵　有紀書房　単行本　Cuisine Franaise

1985年刊の本にしては状態よいと感じます。 表紙内側に画像２枚目のオレがあります。 全体的に経年感ありますが 目立つ汚損破損見当たらず概ね良好な状態です。 ただし外面にいくぶんキズ・スレ、微細な汚れ等はあるものとお考えください。 中はキレイだと感じます。 ただし見落とし・説明不足・感じ方の違い等ありましてもご容赦ください。 古本であることにご理解いただける方のみお願いいたします。 簡易包装で送ります。 配送中の事故・不着・破損等の責任は当方では負いかねます。 差額ご負担いただけましたら業者から補償のある方法等も承ります。 事前にご相談ください。 都合により、ご返信・ご対応が遅れる場合があります。 とくに土日祝は難しいです。 ご了承ください。 お値下げご遠慮ください。 ーーー 料理というものは結局自分でやらなければ上達するものではないのだから一応根本的なセオリーを頭に入れたら、それに則ってどんどん作ってみることだ。 数やればやるほど、何物かをつかむことができる。 工夫もおのずから湧いてくる。 この本は、その根本的なセオリーを知ってもらいたいという意図から書き始めたものである。（「おわりに」より） 「料理は真心と注意が第一」。高級な食材を使わなくとも少しの工夫で格段に上等な食卓になる。野菜の見分け方、肉の部位による味の違い、旬の魚の選び方、調味料の使い方ー。“天皇の料理番”が、家庭の食卓に向けて、長年の経験に基づく料理のコツを伝授する。 【目次】 はじめに 材料の選びかたと調理のコツ 西洋野菜 香辛野菜 乾物 獣肉類 鮮魚 月々の魚 調味料 むかしと変わらぬ料理のコツ 秋山徳蔵 フランスで料理を修業、帰国後、同年宮内省大膳寮に就職、厨司長、初代主厨長となり、大正、昭和の二代天皇家の食事、両天皇即位御大典の賜宴、宮中の調理を総括した。１９７２年辞職、宮内庁御用掛となった。１９７３年、勲三等瑞宝章綬章。１９７４年没。 現在、広く言われている「コツ」の中に、この本がネタ元だと思われるものが、いくつも散見される。書かれた時期を考えると、野菜の項にパースニップだのサルシフィーなどが、平然と記されていることがこの本がいかに前衛的だったか想像つく。 さすが天皇の料理番の面目躍如。（レビューより）