必聴！作曲家・大野克夫が歌う「勝手にしやがれ」／　大野克夫さんデモテープ集　CD 「幻のメロディー　vol.2」

大野克夫さんは元ザ・スパイダースのメンバーで、解散後は沢田研二さんを始め多くの歌手に曲を提供された作曲家です。 ーー以下、ブックレットより抜粋ーー その名を知るきっかけの多くは「太陽にほえろ！」(1972～1986)「傷だらけの天使」(1974）といった名作テレビドラマ、または、毎年新曲を作曲、録音したアルバムをリリースしているアニメ「名探偵コナン」(1996～)のメインテーマやサウンドトラックの作曲者として、といったところだろうか。いずれも一度耳にしたら忘れられないなメロディー、アレンジと共に普遍の魅力を持つ故に、番組を離れた独立した音楽として永く愛されている。 これらは”大野サウンド“の世界ではほんの一部で、歌謡曲、J-POPのジャンルでも、多数のヒット曲を産み出したヒットメーカーとしての顔。大野克夫が数々の歌を多くの歌手たちに提供した楽曲群のデモテープ集としてリリースした『幻のメロディー』の第二作である。今回も”グレイズ”という大野克夫の音楽発基地からのダイレクト・リリース。きわめてプライヴェートに近い、作曲家とCDを手にしたリスナーとの密接感が醸し出されるスタイルでのリリース方法が採られている。 「幻のメロディーVol.2」も、誰もが知る永遠不滅の大ヒット曲から知る人ぞ知る傑曲までセレクトされている。レコード、CDとして完成に導かれていく過程で歌詩が変更されていく場合もあり、ここで聴く音源はデモテープであるがゆえに、完成形と異なるものも少なくない。デモテープからCD用のマスターを作成する時には、大野本人のディレクション、ジャッジによって可能な限りのリマスタリングを施しながらも、曲によっては修正不能な歪みや音ユレが聞こえるものもある。その音質状態も含めて楽曲の制作プロセスや、歌が産声をあげる瞬間のドキュメンタリー的音源なのだ。 『幻のメロディー』シリーズは、メロディーメーカー、アレンジャー、そしてヴォーカリスト大野克夫の作品世界をストレートに体感出来る、大野克夫の分身ともいえるCDである。 ーーー 中古レコード店にて購入しました。購入当初よりCD本体、ブックレット等はきれいで美品です。 当方は沢田研二さんのファンで、大野克夫さんのお名前は存じ上げておりました。 ※お値下げの予定はございません。