大野克夫さんデモテープ集　CD 「幻のメロディー　vol.3」

大野克夫さんは、元ザ・スパイダースのメンバーで解散後は沢田研二さんら多くの歌手に曲を提供されている作曲家です。 ーーー以下、ブックレットより抜粋ーーー 『幻のメロディーVol.3』は、歌謡演歌系の楽曲を中心に全14曲がセレクトされている。大野克夫と歌謡演歌… ロック・サウンドを基調にした作品のイメージが強いので、一見ミスマッチな感じもするが、このCDに集められた楽曲群を聴くと、これもやはり大野克夫の世界そのもの。 大野克夫が作曲する歌のデモテープは、単に歌のメロディーを吹き込んだだけでなく、本来ならは編曲者に委ねられるイントロや間奏までをシミュレートしたものも含めて録音されている。キーボードを奏で、ギターを重ね、自らの声で歌を録音する。アシスタントという存在はこれまでも、そして現在もいない。たった一人、密室での孤独な作業である。 歌われている歌詩はレコード、CDとして完成に導かれていく過程で変更されていく場合もあり、ここで聴く音源はデモテープであるがゆえに、一部の曲に完成形と異なるものも含まれている。デモテープからCD用のマスターを作成する時には、大野本人のディレクション、ジャッジによって可能な限りのリマスタリングを施しながらも、曲によっては修正不能な歪みや音ユレが聞こえるものもある。その音質状態も含めて楽曲の制作プロセスや、歌が産声をあげる瞬間のドキユメンタリー的音源なのだ。 「幻のメロディー」はシリーズを通して、メロディー・メーカー、アレンジャー、そしてヴォーカリスト… 大野克夫の作品世界をストレートに体感出来る、大野克夫の分身ともいえるCDである。 楽曲をリアルタイムで知っている人には想い出探しの手がかりに、またこのアルバムで初めて出逢う曲について知りたい疑問が解消出来るように、各楽曲の発表年、歌手、収録レコードなどの"歌のプロフィール”を、大野克夫からの取材によるエピソード、歌詩も含めた完成形との相違も含め、メモしていくかたちで進めていきたい。 ーーー 当方は沢田研二さんのファンで、沢田さんに多くの楽曲を提供した大野克夫さんと言う作曲家さんのことが知りたくて、 中古レコード店にて購入しました。 購入当初からCD本体やブックレット等はきれいで美品です。 ※お値下げの予定はございません。