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シック/ビリーヴァー

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活動
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1983年の作品。 シックは、ナイル・ロジャース(ギター)とバーナード・エドワーズ(ベース)を中心に結成された、米国出身のバンドです。 2人はセッション・ミュージシャンをしながら、ドラマーのトニー・トンプソンを誘い、さらにトンプソンの紹介でキーボーディストのレイモンド・ジョーンズが加入します。 そしてロジャースはリード・ボーカリストとして、ノーマ・ジーン・ライトとルーシー・マーティンが加入させ、ここに"セクシーな女性ボーカリスト2人と、傍を固める紳士"という、バンドのイメージが出来上がり、アルバムは全米27位、シングル『ダンス・ダンス・ダンス』は全米6位という成功を収めます。 1978年のセカンド・アルバム『C'est Chic(邦題:エレガンス・シック)』は全米4位、シングル・カット曲『Le Freak(邦題:おしゃれフリーク)』は全米1位となり、1979年のサード・アルバム『Risqu(邦題:危険な関係)』は全米5位、シングル・カット曲『Good Times』は全米1位となるなど好調なセールスが続きますが、このあたりになると、その華麗なダンス・ミュージック・バンドのイメージではなく、その細部から全体に渡るサウンド・メイキングに注目が集まり、実際に『Good Times』は、グランドマスター・フラッシュの『Adventures on the Wheels of Steel』のリズム・トラックで引用されたり、シュガーヒル・ギャングの『Rapper's Delight』でサンプリングされたり、ダフト・パンクの『Around the World』のベースラインで引用されるなど、多くのアーティストに影響を与えました。 その流れのなかで発表された通算7枚目のアルバムが、今作『ビリーヴァー』です。 歌詞やジャケットなども含めて 、70年代の洗練されたイメージやサウンドとは一線を画すように、ラフなサウンド・プロダクション・スタイルを志向した今作は、『Party Everybody』ではラップを取り入れるなど、彼らが影響を与えたヒップホップやエレクトロニック・ポップのアーティストへの回答のような内容になっています。 米国輸入盤のため、日本語関係の資料はありません。 レコードを入れる紙袋の破れを補強したためセロテープが貼ってありますが、それ以外は美品です。

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