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「北の海 」 井上 靖

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¥ 620

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えりか
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「北の海」井上靖 定価: -768- 1読の長期自宅保管品です。 経年のやけ以外はシミ汚れ折れ割れないですが、 ⑬⑯表紙カバーのスレと破れあります。写真参照。 ◆あらすじ 沼津中学を卒業したものの、静岡高校の受験に失敗した洪作は浪人生となります。空疎で物足りない浪人生活を満たしてくれたのは柔道でした。 卒業してからも毎日中学の道場に通う洪作に、周囲の大人たちの目は決して温かくはありませんでした。その頃、たまたま夏休みに遊びに来ていた金沢四高の学生が洪作に目標を与えてくれます。 金沢四高を目指すことを決めた洪作。一方、台北で暮らす両親からは、受験勉強に専念するために台北へ来るようにとの手紙が届きます。台北へ行く決心をした洪作は、目標とする金沢四高を一目見ようと金沢市へ向かいます。 そこで洪作を待っていたのは、金沢四高の柔道部員たちとの心温まる交流の日々でした。 ◆作品について 沼津中学を卒業した後、高校受験に専念するために両親の住む台北に向かうまでの一年足らずの期間を著わした作品で、井上靖の“自伝三部作”の三番目の作品です。 この作品について井上靖は、対談集「わが文学の軌跡」の中で次のように触れています。 「かなり意識して青春小説に仕上げている。本来なら金沢四高時代を書くべきですが、四高時代は柔道ばかりやっていた。柔道部生活を自分の内部に入ってその内部から書くのは非常に難しい。それで「北の海」では受験生の目に映った高等学校の柔道部の生活を外部から書こうとした。(中略)そんなわけで、「北の海」は野放図な、明るい非エリートの少年たちを取り扱った青春小説になりました。」 ※他のサイトでも出品中の為、突然削除する場合があります。
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