歌川広重作
「日本橋 朝之景 東海道五十三次」を再現
江戸から京都へ向かう東海道の起点である日本橋。
その東海道を描いたシリーズの巻頭を飾るにふさわしく、参勤交代の大名行列が朝早く江戸を出発する様子が描かれています。
当時の日本橋には魚河岸があり、手前にいる天秤棒を担いだ棒手振りの魚屋たちは、朝一番に商いに出かける日本橋を象徴する人物です。彼らが大名行列から歩み去ろうとする一方で、犬たちの自由なたたずまいが、画面に緊張と緩和のバランスを作っています。
壁掛け額入り
保存状態も良く、綺麗な状態です。