着物だいやす 113■訪問着■京加賀友禅　清染居　上野街子　縮緬　松竹梅文　薄香色　特選　身長サイズ：L【正絹】【仕立て上がり着物】【仕立て替え】

★　種類　　　訪問着 ★　素材　　　正絹 ★　サイズ　※身丈は肩からの身丈寸法です。　　 身丈　約 164.7cm（ 4尺 3寸 5分） 袖丈　約 49.0cm（ 1尺 3寸 0分） 裄丈　約 68.0cm（ 1尺 8寸 0分） 前幅　約 24.5cm（ 6寸 5分） 後幅　約 30.0cm（ 8寸 0分） ★　色　　　　 表地　　　　薄香色　 八掛　　　　薄卵色　 胴裏　　　　白色 　（小学館発行『色の手帖』参照） ★　着用時期　：　春・秋・冬 ★　着用シーン　：　フォーマルシーンに。 ★　おすすめ年代　：　20～70代 ★　付属品　：　証紙・反端　なし　落款　あり ＜コメント＞ お仕立て上がり　 京加賀友禅　清染居　の 訪問着　のご紹介です。 京友禅の名門、上野家。 今回は、人間国宝　上野為二　氏の 息子清二氏の妻であり、 清染居として上野家の伝統を受け継いだ 上野街子氏の一品です。 　初代上野清江が築き、義父で人間国宝の為二、 　夫の清二の育んだ、京加賀友禅と呼ばれる 　繊細・優雅な作調を忠実に受け継ぎつつ、 　女性ならではの感性と、着る側の感覚を大切に 　したきものづくりを心がけております。 　　　　　　　　　　　　　　　　　　～「清染居」HPより～ 京都北山、紫野にある清染居の 工房では、刷毛などの道具が大切に 保管され、同じ屋根の下で 糊置きの職人さんもかかえて お仕事をされているそうです。 今回ご紹介の一枚は、 やさしい薄香色の地に、のびやかに 松竹梅文が描き出された 一品です。 丁寧な糸目友禅のお仕事。 文様部分の、繊細なぼかしのお仕事は お柄を立体的に、美しく彩っています。 染めのお仕事の丁寧さもすばらしいですが、 この糸目の繊細さ。 熟練の職人さんの、確かな腕を感じます。 この糸目の細さは、 上野家の特徴なのかなと思いますが、 この糸目。ゴム糊などではなく 昔ながらのもち糊を使用しているそう。 ゴム糊だと、細い糸目が引きやすく 色挿しをしても、その糸目が細いまま 保たれるのですが、このもち糊はなかなか そうはいきません。 もちなので、色挿しをするうちに その水分で糸目が太くゆるみがち だったりします。 それなのに、この糸目の細さ。 糊置きの職人さんのたしかな腕と、 上野街子氏の色挿し技術の高さが うかがえる、すばらしい仕上がりです。 また、生地にもたいへん上質なお生地を 用いています。 柔らかものは、生地が重ければ重いほど 上質とされていますが、こちらは昔ながらの どっしりとした重みのある、本格派縮緬生地。 現代ものによく見られる、ぺらっとした薄手の生地とは 生地の厚みも、絹糸の使用量も全くちがう 贅沢な贅沢な生地です。 その分、生地自体の持つ存在感に 手仕事の染めのお色みがよく映え、発色も 美しい上に、生地の上質な光沢も際立っていますね。 京加賀友禅名門のたしかなお品物。 フォーマルシーンにぴったりの 華やかで品格漂う、美しい一品です。 素敵な着姿を　どうぞお楽しみくださいませ♪ 尚、こちらは店舗「だいやす」でもお取り扱いしております。 売り切れの際は、予告なく出品を終了する 場合がございますが、どうぞご理解くださいませ。 ＜状態＞ 当店にてお仕立て替えをしたお品物です。 シミや傷などなくきれいな状態です。 k-061214