著者 : 鈴木輝隆さんの講演会で、購入しましたので、ご本人のサインと対談相手の方のサイン入りです。(筑紫哲也さん、原研哉さん推薦)
《内容》
ローカル(田舎)は、限りなく面白く、楽しいもの」と、全国の魅力的なローカルを訪ね歩いている江戸川大学教授の鈴木輝隆さん。この本は鈴木さんが、30年間訪ね歩いてきた、郷土愛に燃え、高い志を持ち続けて地道に活動し続ける「あのひと」から、個性的で豊かな人生と、魅力的で活力ある「あのまち」の物語を聞き集めた全国のローカルデザイン現場の実録であり、地域が生き抜くための豊富な事例をまとめた地域づくりの哲学書です。不安や困難の多い世の中ですが、日本はまだまだ捨てたモンじゃない。元気に前向きに生きる勇気と、日本に生きる誇りを与えてくれる。そんな本でもあります。地域に参加し、楽しむことこそから、住民主体の個性的な地域づくりの発想はでてくると気づかされます。そして、都会と地方の交流と共感、ローカル社会に積み重ねられた陰影のある伝統や文化に、感動し、豊かさと確かさを発見することでしょう。構造改革や市町村合併など時代の変化が激しく、地方分権が進められる中、小さな町や村、困難を抱えている所が、「地域を再生」し、活力ある地域になるためのヒントが、この本にはたくさんあります。
《登場する人たち》
北海道B&B協会と横市英夫
水口正之さんと岸洋光
ニセコ町と開拓者精神の逢坂誠二町長
片山健也さんと牧野純二
松岡市郎東川町長
東川町民
原田四郎さん
大橋勝彦
乳頭温泉と佐藤和志
蔵の町喜多方と佐藤芳伸
みちくさ通りと小澤章
風の盆と吉田桂介
きつつき玩具工房と中谷信一
世界のTOGAと中谷信一
加賀の茶屋と丸谷誠一郎
勝沼町と三森哲也
南アルプス邑と辻一幸
日本上流文化圏研究所
文化資源活用協会の人
香山篤美
小布施堂と市村次夫
野沢組と河野正人
遠州横須賀倶楽部の人
豊岡の茶園と鈴木正士
伊勢河崎まちづくり衆と高橋徹
新田むらづくり運営委員会
0/1村おこし運動の町と寺谷誠一郎
川根振興協議会と辻駒健二
児玉更太郎安芸高田市長と熊高昌三市議会議員
砂浜美術館と梅原真
黒潮実感センターと神田優
四万十ドラマと迫田司さんと畦地履正
ひまわり亭と本田節
環不知火海環境圏と福田興次
内山慶治
やまめの里と秋本治
雅叙苑と田島健夫
(一部略)