2020年初版第1刷。帯つき、とてもきれいな本です。(ただし、カバー背の上部に色落ちあり)
「魯肉飯のさえずり」
温 又柔
定価: ¥ 1650
母は、わたしの恥部だった――
申し分のない夫・聖司と結婚し、〈ふつう〉の幸せになじもうとするも、にわかに体と心は夫を拒み、性の繋がりも歪になっていく――密かに声を殺して生きた子ども時代の〈傷〉に気づくとき、台湾の祖母、叔母、そして異国に渡った母の一生が心を揺らす。
夫と妻、親と子それぞれの〈過ち〉を見つめる心温まる長編小説
「魯肉飯のさえずり」
温又柔
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