LPの状態:良好 国内盤 見本盤 ライナーノーツ付き
当時は正体不明なバンドと言われていたが「DOLL」誌では結構情報が出ていて
バンド名はセックス・ピストルズのアルバムから取っているし、
そのピストルズのアルバムを丸々カヴァーしたアルバムも出してるし、
初期シングルはジョン・ライドンのプロデュースだし、
そんな訳でニューウェイヴ大好きっ子だった自分にとっては
このバンドのレコードに手を出すのはまぁ当然。
昔はそれほど面白いとは思わなかったが、およそ30年振りに聞き直してみたら、
思いのほか楽しめた。
ニューウェイブ直系のサウンドで、暗くない「PIL」と言ったところか。
シンセポップな佇まいも有り、反復多めのダンサンブルな感じも強い。
一応ライブ盤とは謳っているが疑似っぽ。けどその胡散臭さも全然OK。
ただ、ライナーとかクレジットとかが非常に残念な事になっている。
バンドの情報とかあんまり調べてないのかライナーは的外れな表現が多く、
何より収録曲の「LOOSE」をストゥージズのカバーだと知らないのには呆れた。
で、その「LOOSE」がレーベルのクレジットでは「Lou Reed」作になっている。
A1 The Slow Removal Of Vincent Van Gogh's Left Ear 7:38
A2 Loose 4:45
A3 Horror Movies 4:52
B1 The Bunker 8:14
B2 The Last Supper 7:25
B3 Reincarnation Of 9:01