漢方を勉強している方にも、ご存じない方にもお読み頂けます!
漢方と文学とを融合して新たに創作、これまでにない小説
著者は茨城県土浦市で開業する医師で作家の佐賀純一氏。
佐賀氏は「漱石が終生悩まされていた癇癪や胃痛が、漢方薬によって完治していたら、全く異質の作品を書いたのではないか」という発想のもとに『漢方流坊っちゃん』を創作しました。
この作品は、漢方という日本の伝統医学と文豪・夏目漱石の文学作品とを結びつけて、オーケストラの音楽を「編曲」するかのごとく創作されています。新しいジャンルの小説と言えるかもしれません。