当時物カタログセット　トヨタ 初代FFカローラ系（E80＆E90系＋α）

トヨタ・AE86レビンと同じ世代にあたる初のFFカローラことE80系のカローラ・セダンとカローラFX、カローラⅡ（実は兄弟ではなくイトコ）とその次のモデルにあたるE90系のセダンとFX、Ⅱの本カタログをセットにしました。それぞれ表紙の変色・擦れ等、経年によるイタミがみられますが中身には貼り付きなどなく、読める状態です。ラインナップはカローラ・セダン（昭和60年7月版・5ドア系も掲載アリ／昭和62年8月版／’90年3月版）、カローラFX（昭和60年9月版／昭和62年5月版／’90年2月版）、ワゴン＆バン（昭和60年８月版）、カローラⅡ（昭和60年9月版／昭和61年5月版／’90年３月版）。まだ乗用車のFFはコスト的には安くできても乗り心地、ハンドリングなどクルマの性能的にはFRを超えることはできないと言われていた時代。いち早く量販の要であるカローラを（レビン系を切り離してまで）FF化したことは（一部の例外を残すものの）後にFFであっても乗り心地をよくすることもでき、楽しいスポーツカーを作ることもできる、というメーカーの威信につながっていったようです。他の国産メーカーたちの技術的な革新も含め現代では、ほぼすべての国産乗用車たちが（やはり一部の例外を除き）FFベースとなり、以前のFF車の構造的な弱点でもあったドライブシャフトブーツも材質の改革により飛躍的に寿命が長くなりました。私が免許を取ったころにカローラと言えばこのAE80系がメインでした。FX-GTはシビック（ワンダー）のよきライバルであり、セダンはいわゆる普通のオトーサンが乗っているファミリーカーの代表。 ごくたまに見かけたセダンGTは実は相当にマニアックかつ実力派だったなんて、当時は思いもしませんでした（カローラⅡは実はターセル／コルサの兄弟車であり、スプリンター・カリブのベースになったエンジン縦置きFF車）。懐かしいよねーという方も、AE86系よりもマニアックになってしまったFFスポーツの元祖を探し求めている方にもお勧めいたします。 ※商品はすべてセットで楽しんでいただける方向けです。送料などの都合によりバラ売りは検討いたしません。また、古さ相応のコンデションが良いと言えるものではないため、そのあたりをご理解いただける方のみ、お求めください。