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【ピュイフォルカ/サンド】純銀 スターリング/コーヒー・ティーセット「アイリス」

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ピュイフォルカ 純銀 銀無垢 スターリングシルバー ソリッドシルバー 950/1000 ヴェルメイユ モノグラム Gustave-Roger Sandoz という人物を御存じでしょうか? 1865年、ロジャーの父であるGustave Sandozは、金・銀器、時計、宝石の職人としてパリに店を構えますが、1891年からは息子のGustave-Roger Sandozが経営を引継ぎ、と同時にPalais Royalにあった店舗をrue Royaleへと移転します。1895年のことです。 それから1931年に店を閉じるまで、彼はアール・ヌーヴォー様式の作品を数多く発表しました。 特に1900年のパリ万博では、彼独自の作品とは別に、他の芸術家とのコラボレーション作品を展示し、それが非常に高い評価を得ます。 どういったコラボレーションかと云いますと、既に出来上がっている銀器やガラス製品などに金や貴石を用いた細工を施すことで、「高級な日用品」を「芸術性の在る作品」に仕上げたのです。 中でもエミール・ガレとの共作は非常に有名です。 その後、彼の名声は海外にも届くこととなり、ヨーロッパのみならずアメリカ・アジアの国々から招聘され、金・銀器の博覧会や品評会の審査員を数多く務めました。こうしてSandozは、アール・ヌーヴォーの時代の芸術・文化に多大な貢献をした人物として、広く知られています。 こちらは、数少ないピュイフォルカとの共演です。 どの部分に彼の工房が手を入れたのかは定かではありませんが、刻印を御覧下さい。 通常、W刻印の場合、両方の刻印を並べますが、情容赦無く、E.P.刻印の上に重ねて自らの工房名を刻んでいます。 トングはピュイフォルカ刻印のみですので、これには手を付けなかったのでしょうか?一番手を入れたのはティーストレーナーのようですね。 少し大袈裟かもしれませんが、エミール・ピュイフォルカとサンドの共作であるこの作品を、ヨーロッパ銀器の歴史的遺産として相応の御覚悟を持って所有して下さる方に。 ご検討頂けましたら幸いです。 (御参考) スプーン:約11.9cm 18.0〜18.5g トング :約11.4cm 40.5 g 茶漉し:約15.3cm(直径 約6.7 cm) 36.0 g クリストフル
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