日本盤の中古出品です。
1976年リリースの4枚目『ロックス』は、彼らが名実共にアメリカを代表するトップグループへのし上がることになった作品だ。ショウビジネス界の荒波に揉まれた今でこそ、商業路線を意識した楽曲もプレイするようになったエアロスミス。しかし、このアルバムを発表した当時は、まだ曲がることを知らないロックバンドである。挑むようなギターに続いてスティーヴン・タイラー独特の絞り出すようなシャウトが炸裂する<1>に始まり、骨太でヘヴィでドライブ感にあふれたナンバーが全9曲。彼らが志すサウンドへまっすぐに突き進んでいる、最高傑作と評するにふさわしいアルバムだ。