キヤノンの本格レンジファインダー機「初代キャノネット」

1961年に誕生し、キヤノンが今日のような大企業になる切っ掛けを作った世界的大ヒットカメラがこの「初代キャノネット」です。当時としては超先進的な完全自動露出のシャッタースピード優先式EEカメラで、それまでのカメラよりは高性能の割りに￥18800と価格が安く（とは言っても、当時の会社員の平均給与は￥20000だった）社会現象になるほど世界中で売れまくったカメラでした。本機は、製造後６０年以上を経過している割には外観も中身も大きなキズや汚れもなく比較的に綺麗なカメラです。オートで撮れるEE機構も整備して貰いましたので快調に”オート撮影”が出来ます。ぜひ「オートポジション」でサクサクと撮影を楽しんでください。レンズやファインダーも勿論ピカピカにクリーニングして貰いましたので、クリアーで撮れた写真のコントラストもすこぶる良好でした。掲載写真の最後に試写の結果をモノクロで計２枚載せましたので参考にご覧下さい。付属品は、トップの写真にある通り、経年の割にはキレイな純正のレンズフィルター&キャップと貴重なレンズフード、それに夜間や室内でも撮影できる純正のフラッシュにストラップをお付けします。ご不明な点やご質問が御座いましたら分る範囲でお答えさせて頂きます、なおお安く出しておりますので値引き等のご相談はご容赦くださいませ。