エフゲニー・ムラヴィンスキー&レニングラード・フィル、東京ライヴ1979~
ムラヴィンスキー(指揮)レニングラードPO.
録音:1979年5月21日東京文化会館
ムラヴィンスキー来日公演ステレオ・ライヴ集。
「田園」は稀代の名演と語り継がれているもの。終演後も聴衆の興奮が収まらず、舞台に現われた巨匠が思わず涙を浮かべた挿話も残されています。異演が古すぎて音に問題あり、また最晩年82年盤ではさすがに音楽の緊張感に翳りがみえるなどの不満を抱える中、美点を凝縮した本演奏は70年代絶頂期最後の輝きを放っています。ロシアのオケの地力を感じさせる「嵐」の凄まじさと、コントラストをなす終楽章での陽気に弾むリズム。レニングラード・フィルの精緻さは異常で、金管はもとよりつやの乗った弦の美しさとすべてが極上。
Altusの復刻は絶品で、一連の協会シリーズはおろか、73年「革命」に迫る高音質。これを聴かずしてムラヴィンスキーを、否クラシックを語ることは許されません。
コレクションの1部です。
コレクション棚に保管していました。
大切に扱っていましたので、きれいだと思います。
あくまでも自宅保管の中古品ですので、神経質な方はご遠慮下さい。
値下げ交渉ご遠慮下さい。