伝統工芸士創作本場大島紬反物

本場大島紬は1300年に渡る精巧で緻密な絣加工技術と、古代染色泥染め技術による先染め絹織物です。 製法は30工程余の主要工程が伝統技術による手作業により1ケ月余要します。 加えて「泥藍染め」「色泥染め」「白泥染め」「草木染め」「正藍染め」があり、 泥染めはテ―チ木での染を数十回施した後泥田に漬け込み、この工程を数回繰り返します(総計80回以上)。 木中のタンニンと泥中の鉄分とが科学反応を起こし深く趣ある黒褐色を醸し出します。 各染色名前に「古代染色」の文字記載があれば高額査定のポイントになります。 平成4年から通商産業大臣(経済産業大臣)が伝統工芸技能者に試験の上伝統工芸士に認定しており、 伝統工芸士認定には「意匠部門」「製織部門」「染色部門」が有ります。 大島紬には機械織もありますが、着物の世界でステ―タスに成りうるカジュアル着物は 伝統工芸士創作の本場大島紬は最高峰級です。 反物には必ず付けられる証紙に「伝統工芸品」マ―クがあれば手織りの証明で、機械織りには丸型の金色シ―ルが貼られます。 本品には「本場大島紬検査合格証(製造者 叶 孝則)」」「古代染色純泥染め」「伝統工芸品」の証紙が貼られております。 叶 孝則は平成8年に大島紬意匠部門の伝統工芸士に認定され、後に(妻)叶 若枝も製織部門の伝統工芸士に認定されております。 本品は一元(絣糸を縦2本、緯2本で構成した十字織で緻密な柄を表現) 7マルキ(経絣糸80本が1マルキ、通称5 .7 .9 .12マルキが主流)で夫婦共伝統工芸士の合作です。 大島紬反物は通常着物よりも高めに買取相場が設定されております。 特定のサイズに仕立てられた着物よりも誰にでも合うよう仕立てられる反物の方が高く査定されるのです。 大島紬反物は中古着物市場で人気はすこぶる高いです。 「本場大島紬 (製造者 阿多利末弘 伝統工芸士、手織り、 15マルキ)」「伝統工芸品」 の証紙が貼られた最高峰級品が756万円で出品されており惹き付けられます。 本品と同等の「本場大島紬(製造者 阿多利 .7マルキ)」「伝統工芸品」「古代染色純泥染め」証紙の付く品が16.2万円で出品されております。 本品でのお着物で観劇やパーティーや子供の入学卒業式等で視線を浴びて下さい。 返品される場合にはラクマ事務局を通して頂きます。