たいくつなトラ ランドセルブックス　しまむらゆうこ　たるいしまこ　福音館書店

◎ご覧頂き誠にありがとうございます。 ◎ご購入前にプロフィールと商品説明を必ずご確認ください。 カバーがなく裸本となりますので、ご留意ください。 表紙にヨゴレ、キズ、ヤケ、剥げ、ヨレ、色落ち、経年劣化があります。 天・小口・地にヨゴレ、ヤケがあります。 中身には使用感がありますが、書き込みはございません。 ●タイトル：たいくつなトラ ランドセルブックス ●著者：しまむらゆうこ,たるいしまこ ●ページ数：40ページ ●出版社：福音館書店 ●内容：おもちゃ屋のぬいぐるみのトラのところへ「立派なトラになりたい」という子猫が弟子入りしました。憧れのトラになるために、子猫はひたむきに修行に励みます。子猫との修行を楽しんでいたトラでしたが、ある日、木にのぼった子猫の誇らしげな姿をみていらだち、つい意地悪してしまいます。日々成長する子猫と、自分には何の成長も変化もないことから愛弟子に冷たくしてしまう、ぬいぐるみのトラの関係を見事に描き上げた作品です。 おもちゃ屋のショーウィンドーに飾られた、大きなぬいぐるみのトラと、そのトラに憧れる子猫のふしぎな物語。 ショーウィンドーに飾られたぬいぐるみのトラは、町ゆく人たちに飽きられ、見向きもされません。毎日がだらだらと過ぎていく、たいくつな日々を送っていたトラの前にあらわれたのは、捨てられた子猫。 「おじさんのような立派なトラになりたい! 」とトラのことを無邪気に尊敬し、弟子入りしたいと懇願する子猫を、トラはひまつぶしに使うことにします。 単なるひまつぶしだったはずの子猫の存在が、トラにとって、だんだん変化していく様子は、まるで人間関係を見ているようで大人も引き込まれるでしょう。 自分を無条件に慕い求める子猫に対して、トラがどう向き合うのか、大人たちも考えさせられる作品です。