珍しいお品です。岡本太郎対談 1970年 古書 energy エッソ石油 資料

昭和45年4月発行 資料としても貴重な当時ものの企業PR誌 岡本太郎の対談が読みたくて古本購入し扉付きの本棚にしまっていたものです エッソ・スタンダード石油（現・エクソンモービル）のPR 誌『energy』（季刊）は、後に作家として活躍する高田宏を編集人として発足しました。企業 PR の役割とは一線を画し、毎号テーマを設けており、会社の PR に関する記事が見当たりません。商業誌のように売り上げにとらわれない自由さ、また、余計なものを削ぎ落とした同人誌のような純粋さによって、一本の筋が通った編集になっています。 のちに「energy対話」に移行 『energy対話』は、1975年から1982年にかけて21冊が刊行されました。創刊 2年前の 1973年にはオイルショックが起こり、経済界全体に縮小が迫られます。広報誌予算も大幅な削減を迫られる中、エッソ・スタンダ ード石油の PR誌もペ ージ数を半減させるか発行回数を減らすか、の選択を迫られます。編集長の高田宏は、これを好機と捉え、テーマを掘り下げ、じっくりと時間をかけて編集を行う年 3回発行の新しい雑誌の発行に至りました。なお、当時、他に先がけて安価な 再生紙を用いたことも、マスコミに注目されました。 古本　ビンテージ　TARO　万博　レア