樹種 ハリエンジュ
全長46〜47センチ前後
重量22.5キロ
片面最大直径 皮部分ありで25センチ前後
28.5センチ前後
伐採年令和2年5月
皮剥ぎ済、虫食い箇所なし、クラック(割れ)、腐食箇所あり
老木ではないですが外に置いてる期間(1年)を長めにとり自然な風化色合いをつけさせて老木風に仕上げました!
現在はアトリエ小屋にて展示中
神経質な方の購入は控えてください
ハリエンジュとは緑化資材として、ハゲシバリの別名で知られる。マメ科植物特有の根粒菌との共生のおかげで成長が早く、他の木本類が生育できない痩せた土地や海岸付近の砂地でもよく育つ特徴がある。このため、古くから治山、砂防など現場で活用されており、日本のはげ山、荒廃地、鉱山周辺の煙害地などの復旧に大きく貢献してきた。クロマツを主林木とする植栽においてニセアカシアは肥料木として混栽されたこともある。旧ドイツが1898年に中国の青島(チンタオ)を租借した際には、海岸防砂林としてニセアカシアを大量に植えた。
北海道では、耕作放棄地、炭鉱跡の空き地などの管理放棄された土地がニセアカシアの分布拡大の一因となっている。
繁殖力が強いため、ニセアカシアの除去は簡単にはできず、除草剤の適切な処理が最適と考えられている[12]。
幹の断面
材の年輪は明瞭で、気乾比重が0.77とミズナラと同程度に重く、日本に産する広葉樹材の中でも強度が高い。こうした特性を考慮した床材も利用されている。ただし幹の形が乱れやすいこと、25 - 30年を境に生長は停滞に転じ、ケヤキやナラのような大材にならないため建築用材としては顧られてこなかったが、耐久性が高いためかつては線路の枕木、木釘、木炭、船材、スキー板などに使われた。
薪炭材
生育がきわめて早く痩せ地でも育つこと、材が固くゆっくり燃焼するので火持ちが良いこと、そしてある程度湿っていても燃えることなどの利点があるため、薪炭材としても用いられていた。1950年代まで、一般家庭の暖房や炊事、風呂の焚きつけなどに使う火力は、ほとんどが薪(まき・たきぎ)や炭に依存していたため、ニセアカシアは大変有用な植物であった。北海道に多く植えられたのも、寒冷地の暖房用燃料としての需要が多かったためである。